1000-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第7章  ギター探しの旅

以下のような人に時々会う。 ・すごい本数のギターを所有している人 ・すさまじい購入、売却の歴史を築いた人 ・プロでないのだけれど、高級車が買えてしまう値段のギターを所有しているの人 ・そして・・・・これらのすべてに当てはまる人 「おい、結婚でき…

自分のスタイル

買ったのはパイロットのキャップレス万年筆。自分は会社で使うので、ノートをとったりメモをとったり「ちょっと書く」ことが多い。つまり、「書いている途中で、しばらく筆が止まる」ということが多い。これは万年筆の使用には向かない。万年筆のキャップを…

万年筆の思い出

2008年の今、自分は万年筆を使い始めてもう10年以上だが、2002年冬から2007年夏まで、およそ5年間、5千円以上する万年筆を使うのを封印した。 2002年の冬、出張先でインフルエンザに倒れ、一人でホテル養生する羽目になった際、使い込んでいた万年筆をなくし…

どんな道具が好きか?

道具といってもいろいろなものがある。自分はどのような道具が好きか?子供のころ宝物だったのは、グローブ。球がとりやすいようにと、一生懸命ワックスを塗ってやわらかくして自分の型にした。そしてそれを使い込んでいくと、まるで自分の手そのもののよう…

番外コラム-6 万年筆

今回の番外コラムは万年筆について。 自分は 「道具」といわれるものが好きだ。道の為の具。もちろん仕事でのもの、つまりプロの道具がまずもってイメージされるが、趣味においてもスポーツの道具、文房具、そして楽器などがあたるだろう。「自分を表現する…

パソコンとギター

結論として、自分はDTMで音楽するよりギター弾いているほうが性にあっている。 それでは、ギタリストにとってパソコンやコンピュータ技術などいらないかというとそんなことはないと思う。自分にとって一番楽しめそうなのは、ギターシンセだ。たまに楽器屋で…

DTM

現在は上記のような状況から、パソコンで音楽をやるのを趣味とする方も多い。DTM、デスクトップミュージックというやつだ。楽器が弾けなくてもパソコンがあれば音楽が楽しめる。音楽を楽譜(もしくは楽譜に変わる記譜法で)にする能力と時間さえあれば、すご…

コンピュータの進化;できることとやりたいこと 

画家は写真という技術を目の当たりにしたとき、どのようなことを思っただろう。 写真が無かった時代、目で見たものを見たとおりに紙の上に現すことを仕事としていた人がいたに違いない。そしてその人達の中には写真で職を失った方がいただろう。「目で見たも…

6-10  パソコンと音楽

パソコンの発展の恩恵については、既に「6-8 音楽の探し方」である程度書いている。そこでは題名のとおり、音楽を探すことにおいて、パソコンとインターネットの発達によりとても便利になったということを書いた。 本節では、聴く方ではなく、弾く方からパソ…

雑誌を大事にしたい

インターネットが普及し、ブログなどでもミュージシャンが直接テキストで表現することは、もう当たり前のようになっている。だから雑誌のニーズは小さくなる方向なのかもしれない。そんな状況だから売れる雑誌を作っていくことは大変なことだと思う。 しかし…

CD(音源)評価記事

これも有用な情報だ。特に「自分と趣味のあうレビュー執筆者」がわかってくると、その方の評価をみて、CDを聴いてみようと思ったりする。でも、自分の学生時代から20代のころの方が、そういう情報を大事に読んでいた気がする。このごろは、ちょっと離れてし…

ギター評価記事

新しいギターの記事、ギター試奏の記事。 これについては、毎回同じだし、読んで音がイメージできるというものではないのだが、絶対読んでしまう。ギタリストにとって、「ギターの品評」はいつまでたっても楽しいものなのだと思う。ある種病気のようなものだ…

ミュージシャンのインタビュー記事

技術的記事を「その筆者の音楽の考え方、捉え方の癖みたいに読んでいる」と書いたが、もっと単刀直入に、そのミュージシャンの音楽感そのものが記事になっているのが、インタビュー記事だ。 実はこのインタビューは、インタビュアーの実力、すなわち質問力と…

技術特集記事

一番自分が興味があるのは、実は技術記事だったりする。やはり自分でギターを弾くので、少しでも上手くなりたいという気持ちはこの歳でも変わらない。でも、じっくり中身をみてみると、それらは同じような内容が繰り返されていることがわかる。まあ音楽なん…

雑誌は文化

趣味の雑誌を読むのは楽しい。趣味というのは、その趣味についての情報を知れば知るほど、更に知りたくなるという類いの性質がある。それを趣味としていない人からみると、「なにが面白いのだろ?」と思ったりするのだろうが、確かに冷静に自己分析してみる…

6-9  音楽雑誌

次は音楽雑誌について。 自分は書物ということでは雑誌ではなく「本」もそれなりに読んで楽しんでいるのだが、本は大変「深いもの」なので、ここではそれに触れず、雑誌に絞って思っていることを綴る。

ライブ

この文書を書きながら、いろいろな音源のことが頭に浮かんだ。で、 「今自分が一番聴いていて面白い音楽は?」 と自問自答してみた。頭に浮かんださまざまな音源のなかから、頭から離れなかったのが、「クラスタのフリーコンサートのようなアマチュアやイン…

インターネット内コミュニティ

昔の自分の状況をちょっと書いているが、その「昔」において、一番いい情報が得られたなあ、というのは、やっぱり「友達から」だ。特に大学時代の友達(自分は寮に入っていた)からは、本当にいろいろな情報を頂いた。今でも感謝している。なので、いくらイ…

You Tube

更に強力だなと思ったのがYou Tubeだ。(他にもいくつかあるが、代表としてYou Tubeで話をする) とにかくすごい量の登録だ。自分もそれほど多くの時間を閲覧にかけたわけではないのだが、パットメセニーとか村治佳織とかとても楽しめた。更にウルトラセブン…

情報元の多様化:インターネットの利用

以上、音源として鉄弦ギターのアーティストが増えてきたことを書いたが、それ以上に「音楽の探し方」ということにおいては、ここ数年(ここは2008年に書いているのだが)で劇的な変化を感じている。 具体的に言うと、You Tubeやポッドキャスト、そして、SNS…

昔のギターソロミュージック入手環境

自分は中学生のころ自分は1965年生まれだから、79年代後半に中川イサト氏の「1310」というアコースティックギターインストアルバムを聴いて、ギターミュージックに興味を持つようになった。このころはギターミュージックというものについては、極端に情報が…

6-8  音楽の探し方

この節では、音楽の探し方について綴る。 新しい音楽、曲とのめぐり合いは「人との出会い」同様、運命みたいなものだと思う。子供の頃、特に音楽に好みというものがなく、敢えて言えばテレビやラジオで頻繁にかかる曲が聴きたい音楽だったとき、特に「曲との…

「ながら聞き」の効果

もうひとつ「ながら聞き(”聴き”ではなく)」がいいなと認めるシチュエーションがある。 それは、『民族音楽のようなどこがいいのかわからない音楽のよさをわかりたいとき』だ。 子供の頃、自分の友達のほとんどは、「日本の民謡なんてどこがいいかまったく…

ながら聴きをしたいとき

「ながら聴きはやめたほうがいい」と書いていて思い出した。学生時代「ながら聞き勉強」で失敗したことがあった。ラジオ聞きながら勉強したのだが、机に座っているのが苦でなくなるから、時間としてはそれなりに勉強できる。しかし、脳みそ半分が違うことを…

聴かないことも大切だ。

「音を聞かない」という音楽断ちをやってみたというのを2-4節にて紹介しているが、やってみて感じたのは、耳も目と同様時々休めたほうがいいということ。イヤホンで聴くということは、それなりに集中して聴くことになっているのだと思う。当たり前だが、でき…

ながら聴きは好き?

現在という時代に生きている恩恵は遠慮なく受けるべきと思い、出張の移動中、休暇中など四六時中iPODを聞いてみた。 移動中は自由時間であるが、ノートパソコンを携帯しているので新幹線の中でも仕事したりするし、また暇つぶしとして新聞や本をよく読む。し…

携帯プレーヤー 

さて、話を戻してオーディオの話。 高級オーディオは一昔まえより、手に入れにくくなってしまっているようだということを書いたが、それじゃオーディオ環境は以前より貧弱になってしまったかというと、そうでもないと思っている。 現在は、レコードからCDに…

高級オーディオ 

高級オーディオ。興味はある。というか、本当はすごく好きだ。しかし・・・『本物』を求めるようなお小遣いなど夢の状況。それに、自分の住まい状況(集合社宅に住んでいる)からご近所への騒音を考えると、『大きな音を楽しむのは不可能』と結論がでてしま…

6-7  音楽を聴く環境について

さて、個人的音楽考として、音楽について自分が思ったり考えたりしたことをこの6章では綴っているが、今度は演奏からみた音楽ではなく、音楽を聴く環境について書いてみたい。 歴史的にみて、その音楽に接する環境が大きく変わったのは、ひとつは今から100…

古賀政男

一方、演歌はあまり好きでなかった。 あるとき雑誌で、渡辺香津美氏がいっていた。 「演歌をやるとジャズができなくなる。」 これは実感としてよくわかった。演歌の完全なオンビート、かつ情感たっぷり目の演奏は、ジャズが目指す「クールさ」とは相性が悪い…