1000-06-06から1日間の記事一覧

古賀政男

一方、演歌はあまり好きでなかった。 あるとき雑誌で、渡辺香津美氏がいっていた。 「演歌をやるとジャズができなくなる。」 これは実感としてよくわかった。演歌の完全なオンビート、かつ情感たっぷり目の演奏は、ジャズが目指す「クールさ」とは相性が悪い…

学生時代に聴き漁った筝曲

学生時代自分は九州の福岡にいたのだが、前述の中川イサト氏の話もあり、琴や三味線のコンサートがあれば聴きに行こうと決めていて、いろいろ聴きにいった。 心に残っているのは琴の演奏で、故沢井忠夫氏の演奏はすごかった。実は自分が見にいったコンサート…

中川イサト氏の記事から

中学生になり、ギターを弾くようになり、中川イサト氏の「1310」というインストアルバムが大好きになった。ここから中川イサト氏の話をいろいろ雑誌などでみているうちに、ある記事を目にして、また「日本の音楽ってなんだ」ということを考えるようになった…

幼少期に聞こえていたもの

とはいえ、自分は他の方と比べると、家庭環境としては日本の伝統的な曲(と自分が思えるもの)によく接していたと思う。親父が民謡が大好きで、風呂に入っているとき、および休日で庭仕事をしているときなどよく歌っていた。またそういった民謡のテープがよ…

6-6  日本の音楽

時々作曲をするなかで考えることがある。 「バッハは西洋の古典、ブルースは黒人のルーツ音楽。では自分にとってのルーツ音楽ってなんだろう」 自分を省みてみると、一番疎い音楽が日本の伝統音楽かもしれない。自分は日本人なのだが・・・。 もちろん、子供…