1000-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第2章 日々ギターを楽しむ

第1章では、ライブ、すなわち人前で弾く楽しさについて綴ったが、第2章は日々自宅で楽しむギターについて綴ろうと思う。 こちらの方が、誰にでも(住んでいる環境とかに左右されずに)楽しめるという意味では、本当の「趣味のギター」であろう。 自分が最…

感性をなくしてないか?・・  

もともと百貨店の魅力は、いろんな商品を一度にみれて、 「この品物を家のここにおいたら、おしゃれだよなあ」 といった夢をみさせてくれる場所であり、それが百貨店の存在価値であったはずだ。しかし、2000年以降の日本において、「(量を)ただみせるだけ…

 百貨店・デパートの魅力とは・・・

ヨドバシカメラ横浜駅西口店が2005年11月17日金曜日オープンした。自分は翌々日の19日に、ものめずらしさもあり、ちょっとではあるが覗きにいってきた。 すごい人だった。 このヨドバシカメラのオープンした場所は、5月まで三越百貨店横浜店があった場所だ。…

番外コラム-1  百貨店・デパートの魅力とは・・・

ギターという趣味から、ちょっとわき道にそれた話題をコラムとして1章の終わりに。

1-8  ライブの後のひととき

ライブの後のひととき。 自分にとっては、毎月の行事としているクラスタでのフリーコンサートの後の雑談の時間。大体、いつも、20人前後のお客さんがきて、うち15人が演奏するといった感じ。なので演奏していた人が、7〜8割を占める。自分演奏なさった方、ま…

観客とは・・・

自分がこう質問されたら、結局なんて答えるだろう。 もちろんアマチュアの自分は観客なんかとれるような技術ではないので、「仮に来てくれる人がいるとして」ではあるが・・・。 そう考えてみると、やっぱり、うれしい。一緒に楽しめたらいいだろうなあ、と…

観客の前でリラックスできるか 

もう一つ、観客ががいない方がいいという考えは、 「いい音楽は完全なリラックスから生まれる」 という考え方だろう。 「人前でスポットライトをあびる場所が、もっともリラックスできる場所です」 なんて奇特な人はなかなかいないだろうし・・・ ひょっとし…

観客を意識することの影響は?

「観客がいるとどうしても、その観客たちを喜ばせようと思ってしまう。そうすると、簡単にいうと、”受け狙い”の音楽ばかりを追ってしまう。」 こんなことも時々耳にする。 これは受けることを追いすぎてしまって、芸術性が弱まることを懸念した言い方だ。 で…

ひとり楽しむ音楽 

一方、後者の方、すなわち 「観客は音楽にとって、いないほうがいい」 という意見。これもわかる。 音楽の楽しみのひとつとして、自分のためだけに演奏する音楽というのもある。一人で物思いにふけりながら、その思いを演奏たくす・・・ 多くの方が観客等の…

観客がいてこそ音楽だ 

こちらの考え方は、特にロックみたいな音楽にあてはまるだろう。 演奏者は観客を音楽に”乗せ”ようとし、事実、観客が乗ってくることで、さらに演奏がヒートアップする。そのようにして、ライブというのは、一種の「精神高揚増幅装置」とでもいえるような空間…

観客って演奏する側にとってどのようなものなのだろう? 

もちろん、演奏者と観客演奏というのは「演奏者は観客を楽しませようとして演奏し、観客の方はその演奏を楽しみに聴いている」のだが、このとき、「観客がいるといないで、演奏にどんな変化があるのか?」 ということについて考えた。 2つのの意見があると思…

1-7  観客とは・・・

プロでもない限り、人前で弾くということは、そうは機会がないのが普通だ。 人前で弾くには、聴くに耐えうる演奏であるべきで、実現には才能と努力が必要だ。だから普通に得られる体験ではない。 自分はクラスタのフリーコンサートにて、ラッキーなことに演…

「今の自分」を伝えたい

本項では、「伝えたいものは・・・何を弾くか」について書いてみたが、「何を弾くか」については、結局「何弾いてもいい」という内容になった。読み返してみても、そうだよな、と思えてしまうので、正直な気持ちだ。なんか答えになっていない気もする。 では…

アンドレス・セコビアから

先日購入したアコースティックギターマガジンに載ってた吉田次郎氏(ジャズギタリスト)の言葉が面白かった。 ////////////////////////////////// 昔、アンドレス・セコビアのクリニックに参加したことがあって、ものすごく感動したことがあるんです。 クラ…

同じ曲を弾く 

自分みたいに毎回違う曲を弾く方とは違って、「同じ曲の毎回弾いて、完成度を上げていくことにチャレンジしている」というスタイルの方もたくさんいる。というか、むしろこちらの方が多数派だろう。自分のように。毎月違う曲を弾いていては、一曲を磨き上げ…

何を弾くか

クラスタフリーコンサートで、最初半年くらい、自分は主にオリジナル曲を演奏した。 「せっかく人前で演奏するのだから、一番自分らしいものを演奏したい」 という考えがあった。 しかし・・・受けなかった。 実際にやってみて思ったことだが、オリジナルだ…

1-6  伝えたいものは・・・なにを弾くか

前項からの続き。 前項では、「ライブで”心の共振”みたいなのを感じると、やめられない」と書いた。平たく言うと「受けるとうれしい」ということだ。しかし、この「受ける」というのが難しい。具体的に、何をどう弾けば受けるのか?

自分をさらけ出すこと

昨今「人前に自分を公開する」ことは、生ということにこだわらなければ、本当に簡単になってきた。もちろん、パソコンというかコンピュータ、インターネットによるところが大きい。なにしろ、自作のCDなんか、10万以下の機材でも、かつての録音スタジオ並の…

うまくなることがすべてか

ここまで、「人前で弾くとうまくなりますよ」ということを書いてきた。しかし、最初に家内の質問の中にあった、「上手くなりたいから、人前でやるの? いまさら、プロになるほど上手くなれるの?」という質問に対してはどうだろう。 若くてプロを夢見ている…

 人前で弾くこと

まずは、クラスタの田中マスターによる、「人前で弾くことの勧め」ともいえるお言葉を紹介しよう。 これは、毎月第3日曜日にやっているフリーコンサートへの参加者を募る熱いメッセージだ。(注) (注)フリーコンサートとは、「参加者15人が15分ずつ弾く」…

1-5  人前で弾くこと

1-2と1-3で、はじめて人前でやったときのこと、あがってしまった経験などを綴った。これは言ってみれば、ライブを始めたばかりのときのことだ。 なんでも最初は楽しい。「未知の自分と会うこと」はいつでも楽しいものなのかもしれない。スキーでのゲレンデデ…

1-4   テイクオフ

ライブ演奏における、最高の瞬間ってどんなだろう。 自分の大好きなジャズギタリスト、マーチンテイラー氏の教則本の中に紹介されたインタビュー 「あなたはある種、瞑想の境地に達しているようですね。」 との問いかけに対する氏の答えを紹介しよう。 /////…

あがらない人 (自分のブログを抜粋)

昨日、クラスタ田中マスターの誕生日演奏の感想を書いた。今日はマスターの演奏について、どうしてももう1件書いておきたいことがある。それは、「マスターはなぜあがらないのか?」ということだ。本人は「あがってみたい」とのことで、観客が多いステージ…

うまく弾けることの先に

「うまく弾きたい」 この気持ちは演奏者として当たり前だ。そしてそれがうまくいかなくて、手がふるえてしまったりするのが緊張だ。一生懸命練習してきたのを、みんなの前で弾いて上手に弾けると相当うれしい。 でも「上手に弾けた」と思ってみたところで思…

『あがらない、緊張しない方法』はあるのだろうか?

あがらない方法というのは、あるのだろうか? クラスタのフリーコンサートが終わった後の談義タイムでも時々この話題になるし、インターネットのブログで書いている人もけっこういる。 実は、自分はインターネットで、いろいろ探して読んだのだ。(先述の本…

あがるということ

クラスタのフリーコンサートには既に何回もでているので、 「もう緊張しないでしょう。全く緊張してないようにみえますよ。」 などと言われるようになった。 でも、実際は、そんなことはなく、多分、いつまでたっても緊張をしなくなることはないだろうと思う…

1-3  あがるということ…緊張について

さて、人前での演奏、すなわちライブをしてみて、まずもって壁となったのが「あがり」だ。本当に、人前で演奏するにあたって「あがる」っていうのは、議論のつきないネタだと思う。 中年になって久しく「あがってしまった」などということは忘れていたのだが…

観客の方も、演奏者も、純粋に、”音楽”を楽しむ空間

クラスタのマスターの 「基本的に生楽器で、ボーカルなしの音楽を楽しみたい、そういうプロ、アマチュア、そして聴衆者は必ずいるし、そういった人は、クラスタを待っているに違いない」 という考え方、やり方は大正解と思う。本当に「いい空間」になってい…

エレキ禁止の効用

エレキは、大体において大音量だ。自分は音楽好きな方ほど、こんな大音量は嫌いなのではと思う。 自分は初めてロックコンサートを観にいったのは、高校生のとき、同級生のバンドだったのだが、 「2度とくるもんか」 と思った。演奏聴き終わってからも、しば…

「ボーカル禁止」の効用

「歌詞」というものは、無い方がいいときもある。 ちょっと、音楽を好きでやっている方への悪口みたいな感じで、言葉にしにくいのだが、おそれず書いてしまうと、「あんまり上手でない歌」、「聴くと赤面してしまいそうな歌詞」といったのは、はっきりいって…