感性をなくしてないか?・・  

もともと百貨店の魅力は、いろんな商品を一度にみれて、
「この品物を家のここにおいたら、おしゃれだよなあ」
といった夢をみさせてくれる場所であり、それが百貨店の存在価値であったはずだ。しかし、2000年以降の日本において、「(量を)ただみせるだけ」なら、インターネットに敵わない。
だから、「画面でみるだけではよくわからない、伝わってこない」ものの方が、いってみてみようという気になる。コンピュータや、電化製品のように、「ただ見ているだけでは、わかりにくいもの」に取って代わられるというようなことが起きるわけだ。
しかし、電化製品みたいにわかりにくいものでなくても、
「ほら!かっこいいでしょ!」
という見せ方をしようと努力しているお店は繁盛している。(と家内、そして自分からはみえる)
「きてみてよかったでしょ!」
といえるかどうかは、
「こんなところ、気づいてました?」
という売り手側の表現の「心意気」を感じられるかどうかだ。
自分も家内に影響受けたのだろう、デパートにいくのを楽しめるようになっている。

自分のギター演奏、商売ではないが、少しでも
「楽しい演奏だった」
といっていただけるよう、音楽に対する感性、情熱を持ち続け、それを表現しつづけていきたいと思う。