1000-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第5章  演奏を聴く

第5章では、「演奏を聴く」として、生演奏、特にアマチュアの生演奏を聴いて自分が思ったこと、考えたことをまとめた。 普段音楽を聴くのは、CDやラジオからの(今ではケータイやiPODなどが多くなってきた)プロの演奏を聴くことがほとんどだ。そう考えてみ…

番外コラム-4  クラスタのメニュー

前回の番外コラム-3は「NCZカレー」というクラスタでの恐ろしい(?)というか、「普通ではないメニュー」のことについて書いた。 クラスタのマスターはそういう変なメニューをよくつくる。なのでお店にいったときは、カウンター前のホワイトボードに新しい…

その他ギターを飾ることについて 

ギターを飾るのはあまり好きでない。 エレキギターでは多少ギターの表板の装飾とかにしても、ちょっとやそっとの装飾では音は変わると思えないので、コンセプチュアルな装飾なんかをするのもいいかなと思う。しかしアコースティックギターでは、ギターを作る…

ポリッシュ、指板スプレー 

昔中学生のころ、1本目のギターを買ったときに一生懸命これら使って磨いたものだ。でも、そのうち面倒になって一切しなくなった。現在持っているギターも、乾いた布で時々拭くくらいしかしていない。購入メーカーの推奨方法があるのであればやってもいいので…

つめとぎ

これも必需品だ。 主にクラシックギタリストのご用達だが、金属やガラス製の棒状のものと、紙やすりを併用されている方が多い。ガラス製の美しいものが高級クラシックギター屋にいくと売っている。ぜひとも1つ入手しておきたい。本当のプロは紙やすりの目の…

弦切りニッパ 

絶対持っていたほうがいいと思う。 ネックから余った弦がぶらぶらしているのは邪魔。その余った弦は、丸めておくのもいいが、切ってしまったほうがすっきりする。丸めておくと、不意にそれが解けることがあり、目などをつついてしまいそうで、自分としては気…

弦巻き 

あると便利だ。弦交換はギターのお手入れの「いろはのい」だ。スムーズに手際よくやるのは気持ちいいし、楽器の状態を確認するいいタイミングと思う。その際そんなに高級なのでなくていいが、あると便利なのが弦巻きだ。

エフェクター

エフェクターは『「飛び道具」だから、普段は使わないほうがよい』と思っていた。 しかし、サイレントギターを弾くようになって、リバーブだけは使ったほうがよいと思うようになった。音を短く切った後の残響音が気持ちよいのだ。リバーブなしで練習している…

足台 

クラシックギタリストご用達。しかしいつも思うが、クラシックギターのうまい人の弾く姿は美しい。ギターを弾く手、腕はもちろんのこと、足台に乗っけた足も含めて、「どこにも力が入っていない」という姿になる。こういった方には足台も「気品のある一品」…

ストラップ

ハードロックというかヘビメタなんかのギタリストは、一時期すごくストラップを長くして、相当低い位置、・・・ひざくらいまでいっちゃてた人もいたような・・・にすることが流行っていたが、いまでもそんな状況なのだろうか。 ソロのギタリストでは、圧倒的…

カポ 

アコースティックギターで、歌の伴奏するときには必需品だろう。 ソロ演奏であれば、どのキーで演奏するかは演奏者の好みのみとなるが、合奏の場合、例えば♭系のキーでの演奏の場合、カポがないと開放弦を活かしたバッキングというのは不可能だ。これを自在…

4-5  その他、カポ、バック、メンテ道具等

ギター、弦、ピック以外の道具についても簡単に綴る。 ■演奏便利グッズ カポ ストラップ 足台 エフェクター ■メンテ便利グッズ 弦巻き 弦切りニッパ つめとぎ ポリッシュ、指板スプレー ■その他ギターを飾ることについて まずは、演奏便利グッズから。

マイク派

それでは、次に話をマイク派の話。 ピックアップで自分の音作りをしようとしてどうにもならず、「やっぱり生音が一番」となると、マイクしかなくなる。 いまから20年くらい前は、ピエゾピックアップの音はひどかった。いわゆる「ピエゾくさい音」にどうして…

ピックアップ派

まずもってマイクの弱点は、当たり前のことだが、大きな音が必要な状況でハウリングに弱いということだ。この面では、ピックアップの方が有利だ。中川イサト氏がピックアップ派であるのは、 「ある程度の音の大きさがないと、自分の曲が自分のイメージどおり…

4-4  ピックアップ派かマイク派か

「アコギの音をスピーカーを通してだす場合、ピックアップからとる音と、マイクで拾うのと、どっちが好きか」 考えてみた。厳密に技術的にどっちがいいかは、その音を出す環境や、機材にもよるし、そもそも好き嫌いの質問だから、どっちが正解ということでは…

ナイロン弦ギターとつめ 

現在のメインギターはナイロン弦のサイレントギターだが、ナイロン弦を使うようになってつめの重要性を痛感するようになった。これまでは面倒で、けっこうつめきりでつめをきっていたのだが、ナイロン弦では特につめの状況であまりに音が変わるので、さすが…

アラスカピックの使い心地

これまでのフィンガーピックより、ずっと実際自分の指で弾いている感覚に近い。弦を爪で弾く人、プロだと中川イサト氏なんかがそうだが、そういった音を好む人で、スカルプチャーとかはいやだという人には、よいかもしれないと思う。非常にクリアな爪弾きの…

アラスカピック

アラスカピックというフィンガーピックが、2006年冬に買ったアコースティックギターマガジンに載っていた。アラスカ在住の方が作ったのでアラスカピックと命名されたとのこと。寒いところでギターを弾くと、ギターが冷えていることもあり、右手の指先が特に…

フィンガーピック

自分はダイナミクスを極端なくらいつけたいと思うときがある。だから、強く弾きたいとき思うときは予めフィンガーピックを使うようにしている。バキバキッと強く弾くのは気持ちがいい。(指自体を壊さんように注意しよう…) フィンガーピックを使うプロでは…

つめとフィンガーピック

スチール弦ギターを指弾きでバリバリならしたいと時々思う。 しかし、自分のつめでは、スチール弦でピッキングを強くし過ぎると持たない。特に一世代前のいわゆるフォークギターは、概ねピックによるストローク弾きでちょうどよい設計になっているようで、フ…

フラットピックの形状・材質 

フラットピックは様々な形があるが、一般的なのは、三角のおにぎり型とティアドロップ型の2種類だろう。自分はストロークでは三角、単音メロディーのときは主にティアドロップを使っている。どちらの場合も、硬さはハード。ソフトもストロークで使うには悪…

フラットピック 

自分はフィンガーピッキングが主であり、ピックはあまり使わない。でも全く使わないというわけではない。昔中学生の頃はピックでガンガンストロークして、その当時ニューミュージックとかいわれたアリスとかオフコースとかを、田舎にあった自宅で気分よく歌…

4-3  つめ、ピック

本節は、つめ、ピックについて。 ギターは弦を直接つめやピックではじいて音を出すので、そのつめやピックは随分音に影響がある。なので、普段からいろいろ思うことがあるが、そういうことをまとめてつづっている。

ナイロン弦のテンション

最近は、イタリアのガリというメーカーの弦を使っている。その弦を張ったサイレントギターを、クラスタでマスターに試奏してもらったところ 「やわらかすぎて、弾きにくい」 とのこと。そんなこともあり、同じガリのハードテンションの弦を試してみた。同じ…

ナイロン弦 

まず、ナイロン弦のどこが好きか。ナイロン弦では、自分の個人的趣向として装飾音のスライドの音が大好きだ。ナイロン弦は、音の立ち上がりがスチール弦に比べてゆっくりというか、やわらかく感じる。それが、単音としてみたときに、表現として、自分の好み…

コンパウンドゲージ

次にコンパウンド。これも面白い。でも、これは最初に書いたようにギターを選ぶ。コンパウンドが合うギターというのは、クラシックギターのように、表板が薄く、軽くないと合わないと思う。表板のブレイシングが、エックスブレイシングで、スチール弦の張力…

ライトゲージ

ライトについては通常使っていて、おそらく、一番売れている弦だろう。人の握力なんて、大体似たようなものだし、指先の強さというのも、さほど違いはないものと思う。従い、まずもってこれを選択しておけば間違いないと思っている。特に、普通にカタログに…

ハードとミディアムテンション

ハード、ミディアムは、自分の指で弾くには、テンションが強すぎてきつい。特にハードを指で弾くのは右手のつめが持たない気がする。でも音は好きだ。”太い”音は、単音でも説得力がある気がする。 ジャズギタリストの故ウェスモンゴメリー、パットマルティー…

スチール弦の太さ 

スチール弦では、張りの強いほうから、ハード、ミディアム、ライト、コンパウンドとあるが、これらも過去一通り使った経験がある。 まず、音の好み云々を言う前に記載したいのが、この弦の太さの選定は、ギターとの相性というのが大きいということ。 自分は…

コーティング弦

自分はこのところ、コーティング弦のエリクサーを使っている。使ってみて思ったがこれはいい! 本当に弦の持ちがよく、手汗がけっこう多い自分でも、少なくとも1ヶ月は音質の変化を気にすることなく使うことができている。更に最近コーティングがとても薄い…