アラスカピック

アラスカピックというフィンガーピックが、2006年冬に買ったアコースティックギターマガジンに載っていた。アラスカ在住の方が作ったのでアラスカピックと命名されたとのこと。寒いところでギターを弾くと、ギターが冷えていることもあり、右手の指先が特につらい。なんとかそういうつらさを少なくして弾きたい気持ちでうまれたものだのだろうか。
「おっ、面白そう、使ってみたい」と思っていたが、たまたまそれを読んだ翌日、家族の用事でいった渋谷で、偶然にもそれをみつけた。楽器屋の店員いわく、
「入ったばかりなんですよ」
とのこと。プラスチック製のが420円、ブラスが520円くらいだった。ちょっと高い気もするが、「ものは試し」ということで、プラスチックとブラス1つずつ購入。早速帰宅後使ってみた。
普通のこれまでのフィンガーピックは、指の腹のほうに、腹に沿って金属なりプラスチックなりが位置するようになっている。ちょうど、実際の爪とは反対側だ。しかし、アラスカピックは、自分の爪と指の肉の間に更なる人工の爪を配するような形状になっている。よって、使用にあたっては、自分の爪も数ミリ伸ばして、爪と指の間で、人工の爪をはさむように配置する。2つしか買ってこなかったので、
  人差し指 : これまでのフィンガーピック
  中指   : ブラスのアラスカピック
  薬指   : プラスチックのアラスカピック
といった変則で使ってみた。一度に3つの使用感を味わうような感じだ。