■2024-02-17(土)#258クラスタフリーコンサート

 

今日は暖かかった。それでだろうか、さくさく移動してしまい、

お店には18時10分前くらいについてしまい、お店の前で待つ状況に。

ただ、すぐに豊嶋さんが到着し、ひさしぶりですね、と

お話しながら待つことに。

左手小指と転倒による頭のお怪我の話とかを伺った。

本当にお大事に。特にお怪我には十分お気を付けください。

 

で、お店は18時を待たずして5分前くらいに開店。(マスター、ありがとうございます。)

それでは、今回の感想です。

 

 ・ラグタイム北村さん 藤沢(S) ピーチェリンラグ、ソラス、メイプルリーフラグ(全曲スコットジョプリン)

南米風の色使いの上着、かっこいいです。

2月のはじめくらいに、よねっぴさん(マンドリン)との

ライブがあり、がっつりピック弾きバッキングばかり

やっていて、そこから2週間、指弾きを

復活させて練習してきました、

といったMCでスタート。

1曲目はEフラットのキーで、ドロップDに

1カポを付けての演奏。

(オリジナルキーでの演奏にこだわっているとのこと)

難易度が高い曲だった。しかし、リズムは

ダンスミュージックであるラグタイム

ノリがばっちり。さすがです。

2曲目は、オルタネイトベースではなく

スローテンポの3,3,2のリズムの取り方の曲だが、

メロディーとベースパートのタイミングずらしが

面白い曲。しかし、こういう曲で気持ちいいリズムを

出すのは、難しいと思うのだが完璧だった。

で、その楽しさが伝わってくる演奏だった。

3曲目は、北村さんにしては「熱い」演奏。

「いろいろ事件があった曲」とのこと。

(・・・聞いてみたい・・・)

以上、楽しい演奏、最高です。

 

・コレクター木村さん 狭山(S) ファネスカ(ピーターフィンガー)、ゲッタウェイ(同)

ファネスカ、完成、といってもよいのでは。

3年以上になると思うが、「毎日練習した」とのこと。

すごいです。

で、本当に完成の域で、敢えて辛口でいうと、

中盤での単音早弾きのところで、もうちょっと

拍子がわかるように強弱をつけた方がいいかな、というのと

最後の単音ソロのところが、少し、体力(というか精神力)

切れがあったかな、くらい。

ほぼ全体、木村さんが表現したいのだろうな、

という演奏ができていた。すばらしかった。よかったです。

 

で、2曲目のゲッタウェイはまだまだこれから、の状況。

しかし・・・・この曲、完成できるのだろうか。

1曲目ができているので、できる、と思うが、

オリジナルを知っている自分としては、

1曲目以上に大変かも、と思うところ。

期待しております。

 

・グールド賀谷さん 国分寺(N) メドレー(ボロディン風に,木星,Had a bad day,I want it that way,ゴジラ,Final count down,アイオブザタイガー,Allen tovar,ダッタン人の踊り,古城,幻魔大戦ルパンIII世あしたのジョー,ボクサー,→ボロディン風に)

15曲のメドレー。しかし、あまりに曲が変わりすぎて

あまり追従できなかった。

自分としては、木星、Had a bad day、ゴジラ

ダッタン人の踊り、くらいがそれかな、と思ったくらい。

「連想でつなげた」というが、ほとんど、「超個人的連想」

で、どこがつながっているのか、わからないと思う。

以下、演奏途中での賀谷さんがおっしゃった

「連想の説明」をメモったもの。

平原綾香つながり」、「世界的ヒットつながり」、

「ラベルの協奏曲」、「ベースのリフつながり」、

「顔が似ているつながり」、「キースエマーソンつながり」、

漫画アクションつながり」、「昭和アニメつながり」

「ボクサーつながり」

この他もあったが、すべては、聞き取れなかった。

(聞き取れた方は、教えていただけると加筆します。。。って意味ないか)

それにしても・・・これはわからないと思う。

もしかして、賀谷さんがピアノでこれをやってくれたら、

とちょっと思ったが、いや、演奏の良しあし

ではなく、連想ネタが超個人的すぎるので無理だな。

しかし、楽しかったです。

「演奏者が最高に楽しんでいる演奏が最強」

ですね。次回も楽しみです。

 

・メリル豊嶋さん 小金井(S) オレンジ#3、レッドシューズダンス、黄昏

まず、3か月ぶりとなった理由の左手小指のけがと

転倒による頭のけがの経過報告のMCから。

左手小指は第1関節のところが、いまでも

曲がったままとなっておりギター弾けるのだろうか、

と心配したが、本日の演奏で問題ないと理解。よかったです。

頭のけがは、頭自体は問題なかったものの、

内出血が顔面にまで広がってしまい、

「歌舞伎役者になっていた」とのこと。

治ってよかったです。

(なってしまった際、どんなだったのか見てみたい気もしますが、

  怖いので、見ない方がいいな、とも思うところ。)

さて、演奏の方ですが、1曲目、演奏自体は

いつもの豊嶋さんなるも、ギターが鳴っていない。音が重い。

「このギターは70日以上ぶり」、とのこと。

それはそうだろうな、と思う。

どんないい道具も使わなければ機能が落ちていく。

ギターは特にそうだと思う。

しかし、2曲目からだんだん鳴りがよくなってきた感じで、これも

ギターではよくあること。いいギターはすぐに目覚めてくれる。

ただ、ここで感じたのが、豊嶋さんの右手のピッキング

ずいぶん強くなったなあ、ということ。

以前は右手の震えが出てしまうことを対策課題としていた

ときとかがあったのだが、その時期は右手のピッキングは弱かった。

なので、ラインやマイクを使っての演奏の方が聴きやすかった。

しかし今日の演奏ではラインもマイクも無しで十分。

良かったです。

なお、指のけがの方は、

「1本なると、他の指もなってしまう人が多い」とのこと。

十分、お気を付けください。

 

・小平小島さん 小平(S) Baby's comming home(ジェリーリード)、the Tolly seagman(トミーエマニュエル)、Strntin'(ジェリーリード?かな)、Chaplin in new shoes(チェットアトキンス)

前回に続いて、今回もDI.エフェクター

まとめたボードをつないでの演奏。

ちなみに、ギターは、メイトンかと思ってましたが、

「メイソン」とのこと。大変木目がきれい。

さてその演奏だが、とにかくミストーンが無い。

かつ、そういう正確無比な演奏ながら、

よく歌っている演奏。

音として、前回よりもエフェクターによる音作りがとても

美しく感じた。しかし、セッティングとしては、

「生音をそのまま」の感じなので、普通そうすると、

「音も美しくなるが、いろいろな雑音も増幅される」

となるものだが、そういう音が本当に聴こえない。

技術がしっかりしているから、と思う。

 

曲としては、2曲目のトミーエマニュエルの曲が面白かった。

アイリッシュ的な感じ」とおっしゃっていたが

まさしくで、ドローン弦をうまく使ったところと

右手のチャッというパーカッシブな音が

うまくミックスされていて気持ちよかった。

最高でした。

 

・ショーロ八木さん 横浜(7弦N) Arcoiris、Docd de coco、ひまわり

7弦ギターだが、まずもってこの音がよかった。

どっちかというと「朴訥な感じ」の音なのだが、

木の温かみというか、アコースティックギターの木のなりの良さ、

というものを感じる音。

演奏は、八木さんの演奏からいつも

感じることだが、リズムがすばらしい。

ボサノバ、ショーロ、といったリズムだが、

メロディーとベース音、バッキング音の絡みが

実に気持ちいい。音だけ聴くと、

「簡単に楽しく気持ちよく弾いている」と

聴こえるのだが、目の前で視界にはいる演奏は、

右手左手ともよくこれだけ動くな、と思うもの。

こういうのが自然に聴こえるようになるのは、

どれくらいかかるのだろうか、とか、毎回思ってしまう。

また、南米系リズムの曲ではない最後のひまわりも

よかったです。

来月も出られるとのこと。また楽しみにしております。

 

・青ワイン山川義幸さん 中野(U) スターダスト(オーギーカーマイケル)、ソロンガイオ(ペドロサントス)、ビリンバウ(バーデンパウエル)、悲しみのサンバ(同)、小さな竹の橋の下で(アールシャーマン)

「好きな曲、好きなメロディーは他の方のアレンジで弾きたくない。

  自分でアレンジしたい、と思うので

    すべての曲はオリジナルアレンジです」

とのMCでスタート。

いいなあ、と思うと共に、自分ではできないなあ、とも思う。

自分の場合、「技術がない、こらえ性がない」ので、

すぐ簡略アレンジに走ってしまう。

その結果「なんちゃって曲」になってしまうもの。

そういうことから、市販の楽譜も弾いて、しっかり弾かねば、

ということもしようとしているもの。

山川さんのアレンジは、いずれの曲も、市販のより

ずっとすばらしい、と思えるものばかり。

どうしたら、そういうアレンジができるのだろう、

(どのようなコンセプト?)と思ってしまう。

 

さて、演奏の方は、そのオリジナルアレンジと

いつもの美音ウクレレがすばらしい。

で、自分として初めて聴いたと思うのは

ソロンガイオとビリンバウ、そして、

次回に向けての頭出し、として弾いた

悲しみのサンバ(!!!)

ついに南米音楽へも進出、といった感じだが、

これらも、すばらしいアレンジだった。

で、特に驚いたのが悲しみのサンバ。

バーデンパウエル版を表現しようとしている。

今回は半分くらいだったが、

「あのスピード感」の再現にチャレンジだ。

しかし、ウクレレでできるのだろうか。

「自分にプレッシャーをかけるためにいいますけど、

 次回までに完成させます」

とのこと。

楽しみです。

 

・自分 日立(N) 上を向いて歩こう渚のシンドバッド浪漫飛行、ミスターロンリー、22才の別れ、夜が来る

相変わらず、最初の方は指が動きにくかったが、

まあ、前回よりは動いた。

今回は、いつも指癖的に弾いている曲。

ただ、自分のこのところの曲のアレンジは、

「曲のパーツを自分で好き勝手につなぎ合わせて

  気分によってアドリブとかもいれてギターピースとしてしまう」

というもの。

オリジナルの曲からずいぶん離れてしまうので、

オリジナルの曲が好きな方には、お聞き苦しいかも、と思い、

人前では弾かなかったが、まあ、こういうのもありかな、と思って、

(他の方の演奏を聴いていて、そう思ったところあり)

これはこれでいいか、と思って演奏してみたもの。

 

以上、今回は「いつも弾いている曲から思いつくまま適当に」、

だったので、ミストーンもあるし、途中ちょっと詰まったり、

ということもあるが、楽しくは弾けた。

次回も同じようにやっていくか、楽譜を見て弾くか、

どうしようかな・・・。

 

・セーハ(本名)さん(初) 豊島(S) スイートメモリーズ、恋に落ちて、未来予想図II

親近感を感じる演奏だった。

まず、ギターが自分と同じアヌアヌエ。(セーハさんは鉄弦だが。)

そして、「ちょっと古めポップス」という選曲も好み。

1曲目のスイートメモリーズは、インターネットでみつけた

チャーさんの演奏を参考にしたとのこと。

名曲だが、そのいいところをしっかり表現していて

気持ちよかった。

素直なアレンジながら、コード感やメロディーの美しさを

大事にされているのがわかる。すごく聴きやすい。

2曲目、3曲目とも、そういう歌心を感じさせる演奏だった。

なお、人前で演奏したことがない、

これまで演奏は自宅のみ、

とのことだが、それでこれだけ弾けるのはすごいと思う。

今後もフリーコンサートへの出演、期待いたします。

 

・スタンディング竹井さん 練馬(N)  ファンタジー(ヴァイス)、古風なティエント(ロドリーゴ)、青いスタスィオン(後藤次利)、クライングナウ(ジャーニー)

前回から、ギター内に取り付けるリバーブ

「ナチュリバーブ」を付けての演奏。

今回は、「前回より、より響かせるところにつけてきた」

とのこと。

確かに、それがわかる演奏だった。また、選曲も

それを考慮したものと感じられた。

特に、メロディーでの音出しで、そのリバーブ

美しさが映える曲が選曲されている、と感じた。

曲としては、前回に引き続きだが、青いスタスィオンがよかった。

アイドル曲にはまったく聴こえず、

竹井さんにぴったりの曲に思える。

その演奏表現だが、ナチュリバーブの影響かと思うが、

「これまで以上に音の響きをよりご自身で聴いている」のかな、と思う。

音の出すところもそうだが、そのあとのサスティーンの

部分が、しっかり意識がされている、と思ったもの。

(雑な自分としては、見習わなくては、と思う。)

なお、今回の竹井さんの演奏では、

もっとリバーブが効いていてもよいかも、と思ってしまった。

竹井さんの選曲、メロディーは、リバーブがとても合うなあ、

と思うもの。(自分の演奏が、かけすぎ注意となるのと対照的)

今後のさらなる進化、期待しております。

 

・新宿志原さん 新宿(19世紀N) (19世紀ギターに関するうんちく)、月光(ソル)、プレリュード3番,1番(ヴィラロボス)

今回は、ナイロン弦クラシックギター。しかも

スモールサイズの19世紀ギター。(弦長620㎜とのこと)

で、アマコンへ10年ぶり3回目の参戦とのこと。

ということは、しばらくクラシックギターでの

フリーコンサートになるのかな、と思う。

志原さんのピック弾きギターソロのファンである

自分としては、ちょっと寂しい気。

でもアマコンでの活躍を期待しよう。

 

さて、その演奏だが、月光はまだしも、

ヴィラロボスの方は、どう聴いても、

「ロックな演奏」だ。

演奏表現とか、演奏方法において、随所に

「ロックギタリスト」が顔をだしている。

で、志原さんであれば当然と思うが、

そのことを自覚していると思ったが、

演奏直後に、「ロックになってますよね」との

ご発言。やはりわかっていらっしゃる。

たしか過去のアマコンでは、審査員の評価に、

そういうところが面白い、と評価されたとか

おっしゃっていたのを思い出した。

 

さて・・・・

志原さんは、アマコン出場に際し、ご自身のスタイルを

クラシック的なものに、直していくのだろうか。

志原さんのアマコンチャレンジ、どうなるのだろう、

と興味津々です。

 

・NOBA野場さん 世田谷(N) Rondena、Fandango、Bulerias

今回も、純正フラメンコで3曲。

スピード、正確性ともすごい。

音色がブリッジに近いところでかなり硬めの音なのだが、

それですごいスピードのフレーズを弾かれるので、独特の緊張感。

 

と以上、演奏の概況を記載したが、自分としては

ここからのレポートが書きにくい。

というのは、MCがまったくなかったため。

自分は、技術云々とかをとやかく言えるレベルではない。

特にフラメンコとかでは、まったく技術面での見識なしだ。

なので、その方の「音楽で表現したいもの」

を聞こうとするのだが、MCが全くなくてだと、

聴くにあたってのとっかかりがないのでコメントをつけにくいもの。

(ポップスとか、クラシックの有名曲とかなら、なくてもいけるが。)

次回はぜひ、ちょっとでも、よろしかったら

曲とか、取り組みとかMCをお願いいたします。

 

レフティ山下さん 八王子(S) ジーザステンダリーコーリング、シーベッグシーモア、ファニーパワー

今回もゴスペル、アイリッシュ系の3曲。

ローデンのギターの音色が美しい。

で、別の場所でのアコギソロのステージ、および

フィンガーピッキングコンテストの予選等の

レポート的なMCがあったが、現在は、

「ほとんどの方が叩き系」とのこと。

わかる気がする。

普通のフィンガーピッキングでは、なかなか

差別化できないし、ギターソロであればなおさら

パーカッシブな音もほしい、となることも理解できる。

山下さんとしては、普通のフィンガーピッキング

あまりにも少ないので、「なんだかなあと思う」とのこと。

わかる気がする。

 

演奏の方は、いつもの山下さんの演奏だったが

曲としては、未完成となっている最後の曲がよかった。

チューニングをどうするか、から悩んだ挙句

やっと完成したアレンジで、まだそれを

仕上げるまでにはいきつかなかった、とのことだったが、

細かいフレーズを弦飛びで弾くアレンジとして、

各音のサスティーンを活かす点に

腐心したとのこと。

完成形、期待しております。

 

・ウェザー若林さん 府中(N) (お天気概況)、雨だれ(リンゼイ)、タンゴOP19-3(フェレール)、11月のある日(ブローウェル)

2曲目からはアマコンに向けてのいつもの選曲。

今日は、タンゴの方がよかった。

ほぼ、ミストーンなし。あとは、曲をどうしあげていくか、

ということと思う。

11月の方は、前回、ほぼ弾けていたので、

今日は目をつぶって聴いてみた。

そうしたところ、メロディーしっかり聴こえてくるのだが、

それに対して、バッキングの音で、ベース音以外の音が

聴こえなかったり、早めに途切れてしまったり、

というところが気になった。

(自分みたいな雑な演奏のものが言えたところではないが)

クラシックのコンテストとかは、こういう細かいところを

詰めていくのだろうなあ、と思うもの。

自分としては、1曲目の「表現をどうしてくか」の

方が、より興味が大きい。

あと4,5か月?でしょうか。

ここからのさらなる進化、期待しております。

 

・アンプラグド鈴木さん 小平(S) スモークオンザウォーター、エナジーフロウ、荒城の月、サウンドオブサイレンス

今日はプラグドでの演奏。(タカミネのギターと思う。)

 

自分としては、荒城の月がよかった。

故・関口さんのアレンジ、とのことであったが、

鈴木さんの場合、演奏中にご自身の歌い方として

自由に拍を伸ばしたりしていて、そのフリーな

感じが自分はいいなあ、と思っているもの。

もちろん、技術的に至らなくて、弾けないところは

弾けるようになるべき、とは思うが、鈴木さんの場合は、

「これで、いいのだ」

という割り切りがある。(ように聴こえる。)

 

ちなみに、スモーク・・・以外の曲は、自分としては

初めて聴くのかもしれない、と思ったが、

曲目増やしていくのだろうか。

期待しております。

 

演奏終了後

今日は、志原さんの19世紀ギターを弾かせて頂いた。

その結果、このギターの音だしに対する評価が

志原さんと自分でずいぶん違う、ということが分かった。

志原さんは、全部半音下げ、かつ、柔らかい弦をつかって

ごく軽く弾くのがこのギターの音色を引き出すにはよい、と

お考えとのこと。

で、そのギターを弾かせていただいたのだが、自分としては、

この柔らかい弦であれば、ノーマルチューニングに戻した方がよい、

と感じたもの。というのは、

「弦を少しでも強く弾くと、

  弦だけが振動して、その振動がギター本体に入っていかない」

という感覚があるため。

この感覚は鉄弦ギターで、コンパウンド弦を張ったときとかに

感じたものと同様であるが、ギターを鳴らしている感じが

得られず、ストレスに感じるもの。

志原さん曰く、19世紀には、半音下げであったので、それが

本来のこのギターの良さを引き出す弾き方と思う、とのこと。で、

「ちょっと長く弾くと、それがよい、と思えてくるから」と。

 

自分としては、そうかなあ・・・と思う。

ギターはそもそも音量面で不利な楽器であり、

19世紀の時点から、いかに音を大きく、明るくするか、というのに

腐心してきた楽器だと思う。

「19世紀ギターはもともとスタンディングで弾く楽器だった」

ということからも、人前で弾く楽器であり、遠くまで音を響かせたい、という思いは

少なくない楽器だったと思うもの。

 

なお、自分としては、志原さんのこのギターをノーマルチューニングで

弾いた時の音はとても好き。

ただ、弾いてぴったりと思ったのが、クラシックではなくて、

ブルースとか、ラグタイム

 

と、以上、貴重かつ楽しい経験、ありがとうございます。

ギターは持ち主の奏法に寄り添っていくと思うので、

志原さんの演奏にぴったりになっていくと思います。

次回以降も、このギターでしょうか。アマコンに向けて、

どのようなものを仕上げていくのか、すごく楽しみにしております。

 

あとは、セーハさんのアヌアヌエも弾かせていただいた。

「ギターとしての鳴り方」は、自分のアヌアヌエと

共通するところがあった。

まず「スモールギターらしからぬ」鳴り方。

通常のギターと聞き分けが付かないような普通の音、鳴り方をする。

つまり、ショートスケールのトラベラーギターの、いわゆるスモールギター感がないこと。

一方で、「(通常スケールギターに対して)ちょっとだけ音量が小さい」

という点も同じ。610㎜でノーマルチューニングだと、

物理的にテンションが弱くなるので、当たり前といえば当たり前。

その分、至極弾きやすい。

いいギターでした。型番とか、確認しわすれたが、

いくらくらいの価格帯のギターでしょうか。次回確認できればと思っております。

 

以上、今回も楽しかった。

ありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。

 

<過去の2月のフリーコンサート>

2023-02-19 ■2023-02-18(土)#246クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/02/19/123319

2022-02-20 ■2022-02-19(土)#234クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/02/20/140518

2020-02-16 ■20200215(土)#210クラスタフリーコンサート。

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2020/02/16/101221

2014-02-15 #138クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20140215

2013-02-17 #126クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20130217

2009-02-15 #78クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20090215

2008-02-17 #66クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20080217

2007-02-18 #54クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20070218

2006-02-19 #42クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20060219

 

<過去の今日>

2023-02-18 ■2023-02-17(金)天気、気候の話題

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/02/18/133149

2022-02-18 ■2022-02-17(木)引っ越し荷造りしながらオリンピック観戦

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/02/18/100354

2018-02-17 ダイエットについて考えるhttps://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20180217

「とりあえずゴール」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20170217

「野草雑記、野鳥雑記 柳田国男を読み始める」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20160217

「出張時のブログ 」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150217

「インターミッテントレーニングやってみた。」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140217

「#126クラスタフリーコンサート」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130217