#42クラスタフリーコンサート

クラスタフリーコンサート。
今回も楽しかった。


さて、楽しかったとはいえ、
自分の演奏のほうは、はっきりいって、
「いまいち!」
今回のテーマは、
バッハ。
”最もクラシック”というところで
選んだつもり。
裏テーマは、
「楽譜に忠実に弾きながら、自分らしさをだしたい」
ということ。
結果としては、
楽譜に忠実に弾くことにひきづられてしまい、
”表現すること”が立ち遅れてしまった。
バッハを弾き終わったあとに、
さっぱりした感覚で、
童謡の”七つの子”を弾いたのだが、
こっちは気持ちよかった。
以上状況からするに、
裏テーマができなかったということだ。
・・・・・・・・・・・
そもそもバロック時代は、
特にオルガンについては、
インプロビゼーションがもっとも
普通に実施されたときだ。
そっから”クラシック化”すなわち、
楽譜に忠実に弾くことがよしとなされていったと
思う。
そういったことを考えると、
バッハに
「もっと自由に弾けばいいじゃん」
といわれるかも・・・
との思いもある。
自分を今一度見直してみると、
自分は、”なにか新しいこと”を意識することが、
ないとうまく演奏できないというような気になった。
そうであるのに、
”楽譜どおり”を”自分の家で弾くのと同じように”
といった感じになってしまったのだ。
つまり、なにも新しさを求めていない演奏だったと思う。
これでは、聴いていて楽しい演奏はないだろう・・・
・・・・・・・
では、楽譜どおり弾いたら、なにも新しくないのか?
いや、そうではないだろう。
楽譜にのっているのは、一部だ。
テンポのゆらしや、音の強弱など、いくらでも
楽譜にのっていないことはある。
(最後の曲くらいで、ちょこっとできたような
 気がする・・言い訳か・・・)


だから、「新しい」演奏はできたはず。
自分の気持ちの持ちようがまだまだ
未熟なのだ。深く反省。次は頑張ろう!!!!


ということで、
クラスタフリーコンサートでは、
可能であれば、どんどん違う曲を弾いて
いくというのが自分の方針だが、
バッハについては、
そのうちもう一度、
チャレンジしてみたい。

・・・・・・・・・////////////////
他の方の演奏、そして、その後の
お話。今回も楽しかった。
演奏についての感想は、
皆さんそれぞれにあるのだが、
言葉にうまくできない気がする。
でも、本当に毎回楽しんでいる。


それと、
演奏終わった後、
「サイレントギターじゃなくて生ギターのほうがいいよ」
とのお言葉。大変こころに響きます。

そうだよなあ・・・
特に、演奏終了後、皆さんのギターを弾かせて
もらうと、本当にいい音で、
自分も生ギターでやろう・・・
と思ってしまう。
(でも、生のナイロン弦はもっていないのだ・・・悲)
今回はNMさん、AOさんのギターを
触らせていただいた。
最高。
よい音なのはもちろん、
その持ち主の人柄にもぴったりだと思ってしまった。

早速来月も申し込んだ。
さて、今度のテーマは何にしようか。

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