#54クラスタフリーコンサート

今回はちょっとくやしかった。
「もう少し上手に弾けるだろう、自分!!!」
という感じだった。
特に1曲目。


ドラクエのテーマをやって、
1曲目はお約束の有名な「序曲」
をやったのだが、
技術云々より、精神的に
「入れ込みすぎ」。


「落ち着いてやればできること
 ができなかった」
ということで、ひとえに精神的な未熟さだ。


深く反省。



2曲目、3曲目の弾きながら、またMCしながら
復活していったが、
ちょっと尾を引いてて、これも反省。


このところ、
「演奏順番を中休み15分休憩
 のすぐ次の順番を狙ってとる」
「それができないときは、
 最初の曲はスローテンポの曲にする」
ことで、1曲目にくずれることを防いでいたのだが、
今回しなかったとたん、
この状況。
ドラクエはまず序曲ということに
 こだわりたかったのだ)
くやしい。
準備のやり方を一工夫考える必要ありだ。
次回までの課題としよう。


持ち直した演奏は、
最後のフィナーレではまずまずのところまで
復活。少なくとも
「RPゲームが終わったときの解放感、うれしさ」
の気持ちが入った演奏はできたと思う。


<気になった方の演奏について>
KTNさん
最初にブルースというかジャズコードというかの
曲がよかった。
新曲ということだが、
「メロディー」がたつ曲を
目指しているのだろう、と思う。
自分は、KTNさんのメロディーセンスは
現状のままで、大好きなので、
あんまり入れ込みすぎず、自然体で
どんどんいい曲を書いてほしい。


OTNさん
クラシックの丁寧な演奏。
弾きこんでいることがよく分かる
演奏だった。
自分が足りないのがこういう音をだす
基礎練習なのだろうなということを
感じてしまう。
FNTGWさんの演奏からも
同じようなことを感じている。
要するに、タッチが美しい。



MRKMさん
自分の大好きな
「マーチンのあの音」
を出してくれるMRKMさん。
今回もいい音だしていた。
MRKMさんの演奏は音の出し方への
こだわりがあってすきなのだが、
今回なんか、一段と「やわらかさ」
みたいのを感じた。
(なんか変わった?)
D76を購入するか迷っているとの事。
D28でこれだけいい音をだす
MRKMさんが気に入った音とは
どんなのだろう。
無責任な言い方だが、是非購入して
聴かせていただきたい気がする。


AIKWさん
クラスタで演奏することはもちろん、
来たことも初とのことだったが、
すごくいい演奏だった。
クラシックのアンドリューヨークの曲と、
ロンドンデリエアー、楽しめた。
カウンターで自分の隣に座っていて、
演奏前、かわいそうなくらい
緊張しているのが伝わってきたのだが、
演奏されたら、そんなことは全く感じなかった。
・・・見習わなければ・・・

SGWRさん
SGWRさんも初。
鉄弦だったが、音の出し方がとてもきれいで
オリジナルと思うが、きれいな曲ばかりで
楽しめた。
MCはまったく無言(笑顔だけ)
できれば曲名くらい知りたかったなと
思うが、これがSGWRさんのスタイルなのかも
しれないなとも思う。


OOYMさん
4月からスペインへ留学とのこと。
それだけ気合が入っているのだろうと思う。
スパニッシュテイストあふれるすばらしい演奏だった。


KMYさん
今回は三味線はなしで、ギターのみ。
故郷の岩手の冬をイメージした、
”厳”な感じのフラメンコ。
照明を暗くして、気合の演奏だった。
「剛よく柔を断つ」という演奏で
KMYさんらしい演奏だった。
ただ、自分としては、
「弱く弾いて、それでいながら
 厳しさや激しさを表すところ」
があってもいいかなと思った。
演奏後、本人にそのことを話したら、
「完全に単音になってしまうのは
 よくないと判断した」
とおっしゃっていた。
自分としては、
単音でもいいのではないかと思うのだが。
まあ、
いまの力強い演奏がKMYさんなのだろう。


AOYMさん
よくなった。
これまでで一番よかった。
今回始めて座って弾いたとのことであるが、
これまでと比べ安定感が格段にアップしており、
AOYMさんの頭にあるフレーズがポンっとでてくる
感じ。
これがAOYMさんの本来の演奏なのだろうと思う。
来月の演奏も楽しみだ。


TKHSさん
ボサノバで、バーデン、佐藤さんなどの
曲を弾いたのだが、なんか、このところ、めちゃくちゃ
うまくなったように思う。
リズムの安定、音の強弱とも完璧。
新しいギターを購入して弾く時間も
増えていると思うが、それにしても
すばらしい。
見習いたいと思う。


以上、とても楽しい時間だった。


なお、
今回役者をやっている友達が
聴きに来てくれた。
うれしい。
ありがとうございます。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060218

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