移動中から、12月と思えない暖かさ。
ギターを弾くものとしては、手がかじかむことがないので助かる。服も薄着でいいし。
お店には18時5分前くらいについたが、階段を上がる途中でギターの音色が聞こえてきた。あ、今日はお店早く開けているのかな、と思ったら違っていた。
なんと階段を上がったところで、鈴木さんがギターを出して弾いていた。
挨拶をすると、いつもの笑顔。こんなとこでも弾いちゃうんですね、みたいなことを話していたところで、お店がオープンした。
ということで、以下、今日の演奏の感想です。
いつものように、演奏者、曲目はクラスタのホームページから、頂いております。マスター、ありがとうございます。
(N:ナイロン弦、S:スチール弦、U:ウクレレ)
・アンプラグド鈴木さん 小平(S) スモークオンザウォーター、いつくしみ深き、別れの曲、エリーゼのために、トルコ行進曲、オバケのQ太郎、ウルトラQのテーマ、ゲゲゲの鬼太郎
お店の前にすごく早く来ていたのは、1番目をゲットするためだったとのこと。
19時から自宅(道場)で忘年会とのことで、どうしても1番で弾いて即帰らねばならない、とのこと。
なるほど。でも、待っている間、階段で弾くのはなかなかしないと思う、と思ったが、お知り合いの方が屋外ライブをしていて、影響された、とのこと。で、
「屋外なら、やっぱりスタンディングでしょ」
と、開店即、お店に入って、演奏の前のステージでスタンディングでギターを抱えたのだが、ここで、それをみていた自分に一言。
鈴木さん「どうです」
自分「いいと思いますよ、特に弾きにくくないように見えますし・・・」
鈴木さん「いやいや、ギターの高さどうですか、見た目。」
自分「見た目・・・そこですか。」
という、やりとりがあった。
大丈夫、スタンディングの演奏、かっこよかったです。今日は演奏中のMCがまったくなく、ガンガン弾きまくりましたが、「いつもの鈴木さんの楽しさ」は全開だったです。
お店のPAをつかった、「プラグド鈴木」の音がワイルドでよかったです。
演奏曲では、トルコ行進曲が面白かった。スピード感はあったが、コードとか完全に無視しているような感じで、「私は、こう弾きたい」みたいな演奏が、鈴木さんでした。
楽しかったです。また、楽しみにしております。
・ダンシャーリー市來さん 所沢(U) バイオリンパルティータ1番サラバンド~ドゥーブル(バッハ)、いのちの歌(竹内まりや)
最初のMCで、これからちょっと歌ものにハマろうと思う。1つのことに集中しようと思うので、ちょっとソロインストは離れるかも、とのお言葉。
市來さんはウクレレにおいては、ハーブオオタさんの演奏に感動してハマった、みたいなことをおっしゃっていたので、歌ものでどなたかに感動したのかな、と思ったところ、早速MCで、
「エバーキャッシーという方の演奏をユーチューブでみて、ハマった」、
とのこと。どんな方だろう。後で自分もユーチューブ探してみようと思う。
演奏の方は、自分は歌ものの方がすきなので、竹内まりやの曲の方が好みなのだが、今日は1曲目の方がよかった。
気合が入った演奏で、特に途中から3拍子に変わるところ、そこからの3拍子でのドライブ感がよかった。
以上、自分は市來さんのソロアレンジは、すばらしい、と思っているので、歌ものにしばらく専念、とのことで、それがされなくなってしまうのはちょっと残念と思うのだが、一方で、「市來さんがやる歌もの」というのは、どうなるのだろう、という興味は大きい。市來さんは、「感動したものをまっすぐ追いかける」と感じているから。
そのうち、聴ける機会があるだろうか。なんにしろ、期待しております。
・Nobi阿部さん 井の頭公園(ベースU) レディマドンナ、ザロングアンドワインディングロード、戦場のメリークリスマス、ドライブマイカー
今年の10月のフリーコンサートから1か月おいての演奏。ウクレレベース(なので、表記は(ウクレレB)が正と思う)での演奏。小さいアンプをつなげての演奏も前回通り。
阿部さんの演奏で特徴的なのが、右手の指使い。親指を使わず、人差し指でベースパートを弾き、中指、薬指でメロディー他を弾くというもの。
前回(10月)は1曲目がビリーバウンズで、ジャズのコントラバスベース(ウッドベース)の人差し指、中指で弾くイメージが生じたので、それほど違和感なかったのだが、今回のようなビートルズの曲とかで改めてみると、親指を使わずに弾く阿部さんのスタイルはかなり独特だ。
そのスタイルからと思うが、ソロアレンジにおいての、「ベースパート」という感じが少なく、ベースパートも1つのメロディーパートに聴こえる。
またコードとなるところでも、ベースパートというより、コード音としてメロディーの構成音、みたいな感じで聴こえる。(あまりベースパートとメロディーパートの組み合わせで拍感をつくる感じがない)
メロディーの歌わせ方では、戦メリでのハーモニクスパートもよかった。
以上、とても独特のアレンジ(というか奏法)なので、スローなバラード調の曲だと、どういう風なアレンジになるかな、とか興味を持った。
そのうち聴けることを期待しております。
・グールド賀谷さん 国分寺(N) 主よ人の望みの喜びよ、メドレー(サウンドオブサイレンス、越冬つばめ、ハートオブサンライズ(Yes)、チケットトゥライド、ロビンソン)
いきなり
「主よ・・・を練習してきたが、ここにきて、弾ける気がしなくなった・・・」
とのMCでスタート。
いやいや、演奏は毎回確実に進歩していて、いい演奏に仕上がっておりました。特に最初の方は、単に弾ける、ということでなくて、演奏表現としてもバッハらしいというか、厳かないい感じでした。
(故に、弾けない、というのは、後半まで弾き切れていない、という意味と理解)
2曲目はメドレー。最初の曲のサウンドオブサイレンスのイントロ部(賀谷さんは“リフ”とおっしゃっていた)をモチーフとして、ここから展開できそうな曲をメドレーでつなげたもの。
キーはCとして、頭の中でなったメロディーを自在につなげていく感じ。
この感じは自分もすごく共感。自分も「キーがC(Am)であれば、とりあえず、歌謡曲ならすぐ弾ける」というのを目指したことがあるもの。
で、そういう楽しさが十分詰まったメドレーだった。よかった。
ちなみに、自分はハートオブサンライズという曲は、知らなくて、ここはわからなかった。(他は、わかった。)
毎回、賀谷さんの演奏は楽しみにしております。
なお、体調が悪いとのことで早退された。お体に気を付けて。ご自愛ください。
・NOBA野場さん 世田谷(N) Bulerias、Taranta~Sorea
今回もすばらしかった。
前回がフリーコンサート初で、その完璧なフラメンコギターに感動したのだが、今回は改めてじっくり聴いた。
1曲目、ならびに2曲目のSoreaの部分は前回と同様。
(・・と思う。曲が複雑なので、もしかして違うかも、だが。)
改めてじっくり聴くと、スピード感がすばらしい、のだが、そのスピード感は、もちろん、指が動く速度が速いのだが、それだけでなく、右手の爪が弦にあたる音、左手の押弦における音、そういった音程以外の音が音楽として表現されていて、それらがフラメンコ独特の世界観を作っているように聞こえた。
ボディーヒッティング等で、パーカッシブな音を出すスタイルが、アコギでは、1つのスタイルとなっているが、そういう感じが、通常の「弦を弾く」音からも聞こえる感じ。
最高でした。
ソロでの演奏の場もいろいろ増えているとのこと。ご活躍、期待しております。
・スタンディング竹井さん 練馬(N) You must believe in spring(ミッシェルルグラン)、ワルツフランセーズ(クレンジャンス)、蒼いスタスィオン(後藤次利)、One day(ゲイリームーア)
1曲目、いつもの竹井さんの弾きなれた曲だったが、ちょっと調子悪そうに見える。右手にちょっとだけ、震えのような感じがみてとれる。緊張?
で、2曲目の途中でそれがピークとなってしまったようで、止まってしまった。コンサート後に聞いたのだが、
「完全に飛んでしまって真っ白になった」とのこと。竹井さんでも、そういうことがあるのだ・・・。
その直後のMCでは、ちょっと目も泳いだ感じになってしまって、かなり不安に見えたが、なんとか、持ち直して、3,4曲目はいつもの演奏に。よかった。
特によかったのは、蒼いスタスィオン。(後藤次利)と書いてあるが、「河合その子」さんの曲で、後藤さんは作曲者だ。(ちなみに後藤さん河合さんはご夫婦)
しかし、竹井さんが演奏すると、アイドルの曲、という感じはまったくなく、実にかっこいい曲、と再認識してしまう。
これもフリーコンサート後だが、「どうやってそういう曲を見つけているの」と聞いてみた。「後藤次利」の方でピックアップしているようなことをおっしゃっていた。自分としては、「竹井さんの選曲」ということで、ピックアップしていきそうです。
また、いい曲をアレンジ頂くこと期待しております。
・鉄研相川さん 国立(N) ホ長調のプレリュード(ポンセ)、練習曲OP31-14,31-3(ソル)、リメンブランス(セルジオアサド)
「この頃、上がるようになってしまって、リハビリ中です」
とのお言葉でスタート。
以前、途中で一度止まってしまう事態があって、それから、同じことが起こるんじゃないか、と不安になっているとのこと。
一度、まったく上がらない、という状況になっていても、上がるという状況に再度なってしまうのは、よくわかる。自分もだから。
で、自分の場合、再発してからの方がやっかいに感じている。「わかっててなってしまう」という、無意識になっているものだから。
なので、解消できたら、ぜひそのノウハウ教えてください。
で、演奏の方は、全くそういう上がりとかを感じさせない、しっかりした演奏。
相川さんの演奏は、1音1音が明瞭に、というか、ちょっと強すぎるくらいで聴こえてくるのだが、今日もその感じで、しっかりした演奏だった。
もう少し、弱めで弾くところを作るともっとメリハリでるのでは、と思う。
曲では、よく弾かれるリメンブランスが相川さんにぴったりと思います。
いい演奏でした。
・自分 日立(N) 太陽にほえろ、なのみ通り(オリジナル)、イエスタデイ、(髭ダン)怪獣の花唄(Vaundy 時間切れ途中まで)
1曲目の太陽にほえろ、はちょっとだけメドレーにしていて、捜査の場面、ちょっと感傷的な場面、そしてクライマックス、という構成。ずっとずっと昔にこのフリーコンサートでもやっていて、そのときは、それぞれの場面毎に、ここは、こんな場面で、とか、途中に解説をいれて演奏した。
今回は、そういうのは一切省いて、ざっとつなげて演奏。また、Amのキーのアレンジで弾いたが、そのあとメインテーマについては、Emのキーで、ほぼカッティングソロで弾くバージョンもやった。
やはりクラスタのステージだと、ちょっと緊張してしまって、いつもの演奏みたいにはいかないが(相変わらず・・・)、でもそれなりにはできたかな、と思う。
2曲目はオリジナル。これも弾きなれた曲だったが、途中、ちょっとベース音を忘れてしまうところがあったのが残念、でも、自分としては、楽しく演奏できた。
そして髭ダンのイエスタディは、過去弾いた楽譜から、楽しく弾けそうなものをチョイスしたもの。今後、こういうのも入れていくつもり。これも、ところどころ思うように弾けないところあったが、楽譜はあまり気にせず(かなりその場で自分で好きなように変えてしまった)、気持ちよく弾けた。
と、ここまでまあまあだったのだが、このあとの演奏は中途半端となってしまい、これは失敗だった。
3曲目まで、もうちょっとMC入れようと思っていたのが、それをしないでやって、時間が思ったよりあって、迷ったことからふらふらした演奏をしてしまったもの。しっかり、予備曲を用意しといえばよかった・・・反省。
また来月頑張ろう。
・コレクター木村さん 狭山(S) ファネスカ(ピーターフィンガー)、カムトゥマイウィンドゥ(同)
今回もピーターフィンガーさんの2曲。
演奏前にカウンターで隣になったので、いろいろ話をしている中で、プロの方は、練習するとき、ゆっくり弾くことを大事にしている、といったことを話していた。なので、演奏を聴いて、そういうのを今やっているのかな、と思ってしまった。というのは、これまでに比べて「勢い」みたいなものがちょっとなくなったと感じたため。
特に、難易度の高いパートで、「きちんと1音1音を出そうとしている感じ」がしたもの。それはそれでいいとは思うのだが、そういうところで、木村さんの身体のノリみたいなものが途切れるように感じたもの。
演奏後に聞いてみると、以前、勢いで弾いてしまい崩れてしまったので、そうならないように、と気を付けて弾いたとのこと。
なるほど。自分としては、木村さんの演奏でのノリが好きなので、僭越ながら是非ともそれを表現ください、と申し上げた。
と、微細なことを書いたが、演奏全体としては素晴らしい出来。よかったです。
12月23日が木村さんのライブデー。いい演奏になることを祈念しております。
・マンドリン風来坊よねっちさん 国分寺(M) ヒアカムズザサン、Clover leaf rag、Leaves fall、Mouth of the Tobique
新しく購入したAタイプのマンドリンでの演奏。
コンサート終了後、木村さん、よねっちさんにその楽器の購入の際の話や、音のいいマンドリンの話などを聞かせて頂いたが、マンドリンもギターと同様、というかそれ以上に楽器の音の良しあしがあるのだなと思ってしまった。まあ、作るのが難しいし、ギターより弾く方は少ないので、製作家の方も少ないし、技術向上も難しいのだろうな、と思う。
演奏の方は、そのいい音のマンドリンでの演奏。
ピックをつかってのソロだが、音の強弱がしっかりつけられていて、コードを分散させて弾くところなども正確な演奏ですばらしかった。マンドリンのチューニングはバイオリンと同じで、単音ソロは弾きやすいが、コード的なところは弾きにくいのでは、と思っていたのだが、まったくそういうところはなく、いつまでも聴いていたくなるような演奏だった。よかったです。楽器の音がいいことも大きいのでしょうね。
最後の曲は、次の北村さんとのデュオ。ザクザク刻まれるギターをバックにして、音量、音質でフロントをとれるマンドリンの音、演奏、すばらしかったです。
・ラグタイム北村さん 藤沢(S) Softly and tenderly、ジョンソンシティラグ、夕暮れ(オリジナル)
1曲目は、よねっちさんとのデュオ。上述のとおり、ザクザク刻むギターだが、ギブソンギターのかっこよさがでていた。ボーカルに合う、というか、高音の倍音がすっきりしていて、カッティング音がまとまりがある。
で、そういう演奏のあとに、フィンガーピッキングのソロってちょっと大変なんですよ、とMCでスタート。本当にそうだと思う。
しかし、北村さんの演奏、さすがでした。音量がぐっとさがってしまうことも、その難しさ(ちょっと寂しい感じになってしまうことが多)だが、そういうことが全くなく、弾きこまれるような演奏だった。自分としてよかったのは、ジョンソンシティラグと夕暮れ。
ラグの方は、ラグタイムの独特のリズムがすばらしい。自分もラグタイムスタイルの曲は弾くが、自分の場合は、単に「オルタネイトベースの曲」というものになってしまうが、北村さんのラグは、本当にラグタイムのリズム感が、表現されている。というのが、聴いた瞬間からわかるもの。よかったです。
で、次の夕焼けもよかった。かなり昔につくられたオリジナルとのことなるも、まずもってメロディーが秀逸。北村さん、メロディーメーカーとして、すばらしいのでは。こうこう美メロの曲をたくさんお持ちでしたら、是非ともどんどん演奏してほしい。(し、もっと作曲されては、とも思う。)
最高でした。
・青ワイン山川義幸さん 中野(U) 戦場のメリークリスマス(坂本龍一)、スターダスト(ホーギーカーマイケル)、セントトーマス(ソニーロリンズ)、ちょっとだけお別れ(オリジナル)
今回もすばらしいウクレレの音。1曲目の戦メリは、ボディーヒッティングもいれてでしたが、そのウクレレ、たたいてしまうのですね。佐々木さんが心配、といってましたが、自分もちょっと心配に思いました。
ただ、曲のアレンジを聴くと、これはここで、ヒッティングいれたいよな、というのもわかる。アレンジよかったです。
その他、4弦ハイGチューニング(ウクレレとしては、こちらが通常)のソプラノウクレレに持ち替えてのセントトーマスもよかった。
ソニーロリンズの持つ、というかカリプソリズムで、明るい曲調がウクレレのコロコロした音にとてもマッチして楽しい曲に仕上がっている。途中、アドリブパートも入っていて、そこもよかった。さすがです。
最後は、長年、音楽仲間がつどっていたお店が、老朽化でいったん閉店となる際、作曲された曲とのこと。いい曲だった。お店の再開を祈念しております。
・優勝箭田さん 深谷(N) プレリュード(坂本龍一)、クリスマスの唄,祈り(バリオス)
1曲目の坂本隆一さんの曲は、坂本さんがギターのために作った唯一の曲、とのこと。村治佳織さんの依頼で、とのことなるも、ギターでは弾けないところがあったので、佐藤弘和さんがギター用にアレンジされたものとのこと。すごい曲ですね。で、それが1週間前くらいに楽譜がでたので、とのこと。
この曲を楽譜みて、すぐ弾けてしまうというは・・・ちょっと自分とかでは、理解不能。で、演奏もすごかったです。
しかし、自分は、ですが、自分は坂本隆一さんの曲は、好き嫌いがはっきりあって、これは苦手な部類。現代音楽的で自分としては、無機質に感じてしまうもの。(同じく現代音楽的なものでも、武満徹さんのものは好きなので、自分のことながらよくわからないのですが・・・)
一方、次のクリスマスの唄、祈り、については、箭田さんの演奏表現、歌心みたいなものがストレートに伝わってきて、すばらしかったです。
なお、2月以降は、オーケストラ活動のため、フリーコンサートにこれなくなる、とのこと。ちょっと残念です。それもあって来月、特に楽しみにしております。
・ウェザー若林さん 府中(N) (お天気概況)、雨だれ(リンゼイ)、タンゴ(フェレール)、11月のある日(ブローウェル)
いつもの曲目。来年のアマチュアギターコンクールに向けて、の曲ですが、11月のある日、がよかった。一方、タンゴが、もう一つに思えた。
というのは、タンゴの方は「間違えないで弾こう」みたいな感じが強すぎるように聴こえてしまったもの。
11月のある日は、そういう風に聴こえず、曲に入り込んで弾いているように感じた。タンゴの方も、そういう感じで弾けるようになること、期待しております。
なお、コンクール向け、とわかっているので、自分の方がそういう風に聴いてしまったのかもしれません。そうであれば申し訳なしです。(完全アマチュアが言っていること、としてご海容ください。)
・ゴジラ佐々木さん 国立(N) スペイン舞曲No.1、パティニの思い出、エルテンペル(パコデルシア)
毎回すごいが、今回もすごくて、パコデルシアのコピー。
若い時に、オープンテープの録音を聴かせていただいて衝撃を受けたもの、とのこと。A3用紙を8枚くらいだろうか、畳みたいにつなげた楽譜を広げての演奏で、その楽譜を書き下ろすこと自体がまずもってすごすぎる。
で、楽器は購入したばかり、というフラメンコギターでの演奏。(どこ製でしょうか。そのうち教えてください。)
その演奏だが、NOBAさんと同じ、フラメンコなのだが、NOBAさんがフラメンコだ、と聴こえるのに対し、佐々木さんの演奏は、右手の使いかたはフラメンコの使い方をしているのだが、純正フラメンコには聴こえない。となりに座っていた木村さんが、「やっぱりクラシック奏者なのですかね」とおっしゃっていた。そうかもしれない。でも自分としては、自分のなかで、だが佐々木さんの演奏は、「佐々木さん」という1分野だ。ゴジラフルバージョン、山下和仁、ライディーン、可愛くてごめん、といった節操が全くない選曲で譜面を起こしてフルコピーし、弾き切ってしまうバイタリティとそのいずれも、気合で弾き切ってしまう。で「佐々木さんの演奏」になっている。すごいと思う。
今回もそういう演奏で、すごかったです。
なお、制作された譜面は、貴重な財産だと思います。ライディーンとか、いくつか佐々木さんから頂いたのがあるので、今度、ギター譜ソフトにいれこんでみようかな。
以上でコンサート終了。
なお、コンサート終了後は、木村さんよねっちさんとマンドリンの話。竹井さんといろいろ。それらは、上の中に記載しましたので、再掲はしませんが、楽しい時間、ありがとうございます。
以上、今回も濃かった。自分としては至福の時間です。
ありがとうございます。また、来月よろしくお願いします。
<過去の12月のクラスタフリーコンサート>
2022-12-18 ■2022-12-17(土)#244クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/12/18/113452
2021-12-19 ■20211218(土)#232クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2021/12/19/151842
2020-12-20 ■20201219(土)#220クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2020/12/20/112502
2019-12-22 ■20191221(土)#208クラスタフリーコンサート。
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2019/12/22/163326
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20131215
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20121216
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20071216
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20061217
<過去の今日>
2022-11-17 ■2022-11-16(水)週末のフリーコンサートに向けて
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/11/17/081223
2021-11-16 ■20211116(火)意味のある変化は変化しない繰り返しから
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2021/11/16/204844
2019-11-17 ■20191116(土)#207クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2019/11/17/123415
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20181116
「出張中の手帳、ノート状況」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20171116
「脳の休み方とは」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20161116
「 走れなかったときは走らないではなくて」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20151116
「サイレントギター物色」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20141116
「週末のトレラン」