快晴。日中は暑かった。5月とは思えない。
ただ、駅から夕方、クラスタへ歩くときは、
気持ちよく涼しくて快適。少し早めに到着した。
一方で、17:30くらいに一時中央線が路線トラブルで
停止していたとのこと。
今回も、前半何名かの方が、繰り上げスタートとなった。
まあ、電車の状況では仕方なし。
さて、今回のレポートです。
演奏者、曲目の情報は、クラスタのホームページBBSから
頂いております。田中マスター、ありがとうございます。
演奏者のご紹介です。(演奏順)(N:ナイロン弦、S:スチール弦)
・志原さん 新宿(S) タックスマン、シーラブズユー、アイフィールファイン、デイトリッパー、レディマドンナ(全曲ビートルズ)
いつものとおり、ゴキゲンな演奏だった。
マーチンギターをラインにつないでの演奏だったが、
メロディーとベース、ミドルの分離、およびバランスが
ばっちりで、とてもピックのみで弾いているとは思えない。
今日の選曲はビートルズの曲をインストで、と
なったときは外せない曲ばかりと思う選曲で最高でした。
この志原さんの演奏聴いただけで、
今日もクラスタに来てよかった、と思えました。
ありがとうございます。
・ウェザー若林さん 府中(N) (お天気概況)、雨だれ(リンゼイ)、ノクターン(ヘンツェ)、魔笛の主題(ソル)、タンゴOP19-3(フェレール)
アマコンの録音曲審査の直前なので、
その課題曲であるノクターンはばっちりだ。
今年も審査通過すること、祈念しております。
そのほかの曲も、その練習の成果が
でていて、音色がきれい。
ただ、まだところどころでミスが入る状況。
最後の詰めになってくると思いますが、
そのほかもいい仕上がりになること祈念しております。
・武部さん 杉並(N) タンゴ3番(フェレール)、スケルツォ(カルリ)、プレリュードホ長調(ポンセ)、プレリュード5番(ヴィラロボス)、スペインのフォリアによる変奏曲(ジュリアーニ)
武部さんも、諸々のコンテストに参加される、
とのことで、最初のタンゴは、若林さんも弾いたので
同じ曲の連続となった。
武部さんは、このところ毎回技術向上しているのを感じる。
今回は前回課題として話していた、
「左手のポジション移動時の音のつながり」が向上。
着実に技術向上なさっていること、すごいです。
席がカウンターの隣になったので、その点を話してみたところ、
「レッスンを受けているから」
「自分のみだと、絶対直せないです」
とのことだった。
そうなのだろうな、と思う。
自分はレッスンなど受けたことがない。
で、演奏技術を上げるために、どこを
改善すべきか、といったことは気づかない。
(直そう、というモチベーションも薄い)のだが、
その指摘が得られる、というのは、やはり大きい。
武部さんの演奏を聴いていて、つくづくそう思った。
で、どの曲だったか忘れたが、先生に、
これ課題曲なんです、といったら、
「月曜日にレッスンしましょう」
となったとのこと。
武部さんの先生も、武部さんの演奏向上を感じて
やりがいを感じているのではなかろうか。
次の演奏、そしてコンテストの結果も、
期待しております。
・竹井さん 練馬(N) ポートレイト(マイヤーズ)、インビテーション(竹内まりや)、Woman(呉田軽穂)、霧雨で見えない(松任谷由実)、いくつもの空の下で(鈴木康博)
1曲目のポートレイトから、音が美しい、とメモしている。
毎回だが、竹井さんの演奏を聴きながらの自分のメモの
最初の一言は「音が美しい」となっている。
今回興味深く聴いたのは、Woman。
前回、志原さんがピック弾きソロギターで弾いたのを
覚えていたので、それと比べる感じで聴いた。
竹井さんの演奏は、ナイロン弦の音の美しさが
でていて、メロディーの歌わせ方がやわらかい。
そのやさしい響きが美しい。
これもいいなあと思う。
あとは、前回も演奏されたが、いくつもの空の下で、が
一段といい感じ。
竹井さんは、1曲1曲をけっこう長い期間弾きこむが、
その際、どういうところを磨いていくのだろう。
今後機会があったらお聞きしてみたい。
・ゴジラ佐々木さん 国立(N) 模偽品、先(?解読困難)く者、くじゃくぐも(全曲ゼンケメイネン)(マスターの解読困難との点、自分も聞き取れず)
自分の演奏メモは、すごい、の一言で止まっている。
すごかった。
まず曲がかっこいい、というのは、あるが、
それに佐々木さんの「熱量」が叩きこまれるような感じで、
熱さがハンパない。
そして、そういう取り組みを継続している故かと
思うが、佐々木さんの演奏は若々しい。
この点、見習いたい。
(技術的に見習いたいとは、露程もおもえませんが。)
で、ゴールデンウィーク中に、10曲超のゼンケメイネンさんの
曲をコピーしたとのこと。
ぜひとも全曲聴いてみたい。機会あるだろうか。
自分の場合、クラスタのフリーコンサートになりますが、
数曲ずつでも聴かせていただけること期待しております。
・吉澤さん 府中(N) 想い出は遠くの日々、フェリシダーヂ(デュアンス編)、想いの届く日
「うちの団体のコンサートで2曲弾かせて
いただくことになったので、その2曲をやります」
とのMCからの演奏。
1曲目は、吉澤さんの演奏をみて、毎回思うのだが、
右手、左手ともポジション移動での
動かし方まで、意識が行き届いた美しい演奏。
よかったです。
リピートの場所を見失った、とのことで、途中、
あせったような感じのところがあったものの、
それでも崩れずしっかり完奏。
しっかり練習されているのだと思う。
2曲目は、「まだちょっとあやしい」
とのMCだったが、もう十分聴けるレベル。
ただ、確かに1曲目に比べると、
「力を込めるところ」がもっとあっていいな、という感じ。
これから仕上がっていくのだと思う。
コンサートでのご活躍、祈念しております。
・メリル豊嶋さん 小金井(S) イッツオンリーアペーパームーン(中川イサトさんアレンジ版)、キングコングゴーズトゥタラハッシ(B・コバーン)、黄昏、ハングオーバー(押尾コータロー)、
いつものとおり、味がある演奏。
で、今回はMCでいろいろ曲の対する思い入れの話があった。
ちょっと記載しにくい内容なので割愛するが、
そういう気持ちが入っての演奏が、豊嶋さんの味になっているのだな、
と理解した。
いつもにもまして、よかったです。
「残されたものでたのしんでいきましょう」
ですね。
(なお、編曲・作曲者は、自分が追記しました。
間違っていたらすいません。)
・自分 日立(N) 夏祭り(スガシカオ)、晩餐歌(Tuki)、366日(HY)
今回も、演奏の出来自体は、いつも程度だったが、
目標としていた、「攻める演奏」、つまり
「自分の表現したい感じを表すように弾く」、
というのは、とりあえず、3曲中2曲はできた。
で、そういう演奏をできた曲は、ミスはあったが、
「攻めたうえでのエラー」なので、いろいろ得るものがある、と思える。
これについては、よし、だ。
できなかったのは、2曲目の晩餐歌。
練習では、自分の頭の中で、ゴスペル調の歌い方にしていて
その感じで演奏していい感じにしていたのだが、
ここでの演奏は、オリジナルを追うような感じになり、
かつ、スピードを出し過ぎてしまって思うようにいかなかった。
途中で、仕切り直しをしようとしたのだが、指がそうなってくれなかった。
今回の課題的にいえば、「攻め方が足りなかった」ということだ。
もっと思い切りゆっくり始めるとか、
終わってから考えると、いろいろやり方があったと思う。
また、がんばろう。
・市來さん 小金井(N) 舟唄(マンゴレ)、ネビカータ(テルツィ)
超久しぶり。以前はいつだったのだろう、
と自分のブログで確認してみると、23年12月に
演奏されている。このあと、
「Eva Cassidyさんのボーカルに感動した」
といって、ボーカルを目指されていた。
その前は、ウクレレに感動して、「ウクレレ命」みたいだった。
要するに、市來さんは「感動する熱量が高い」のだ。
で、ギターの復活にあたっては、鉄弦ギターをやろうと
していたところ、クラシックギターの演奏を聴きに行って、
それに痛く感動してしまい、急遽、クラシックギターの購入に
至ったとのこと。
いろいろな市來さんに変化を続けているが、
「なにかに感動して、それを強烈に追っていく」
という点においては、市來さんはなにも変わっていない。
(失礼な物言いも・・・ごめんなさい)
で、その演奏だが、観客の皆さんもおっしゃっていたが
すごくいい演奏だった。
新しく手に入れた、スペイン製(ラミレスでしたっけ)、
シダートップのギターが気持ちよくなっていた。
で、自分が市来さんの演奏で好きなのは、
「この曲のこんなところに感動している」
というのが伝わってくること。
にやにやして、というか、「嬉々として」
演奏するのを聴いていると、
聴いている自分もハッピーになるもの。
また、楽しみにしています。
・セーハさん 豊島(S) 君の好きなとこ(平井堅)、ギプス(椎名林檎)、ハングリースパイダー(槇原敬之)、オートマチック(宇多田ヒカル)、Kiss hug(aiko)
いつものとおり、気持ちのいい8ビートの演奏。
で、今回、気を付けて聴いてみたのが、
16分音符の入れ方。
8ビートの曲に勢いをつけるのが、
メロディーやバッキングで、時折入る16分音符と
思っていて、その入れ方を聴いてみたもの。
セーハさんの場合、左手のハンマリングオン、プルオフの
入れ方が絶妙だ、と思った。
セーハさんは左利きであり(字も左手で書く)
「左手で歌う感覚」があるのかな、とか、思ってしまった。
で、この感じがセーハさんのナチュラルなビートの
気持ちよさの1つなのだろうな、と思ったもの。
今回の演奏では、2曲目のギブス、4曲目の
オートマチックが、自分としてはよかった。
ギブスは音の響かせ方が美しい。
オートマチックは、他の曲より、ずっと作りこみがなされている感じ。
これを次のコンテスト応募の曲にするとか。
絶対いい評価を得られると思います。期待しております。
・グールド賀谷さん 国分寺(N) 青い珊瑚礁、ストレンジャー(ビリージョエル)、不確定性原理(オリジナル)
今回は、一段とピアノ的にギターを弾いている感じ、
がする演奏だった。
頭でなった音が、ギターの指板の上では、ここ、
というのがわかっていて、それを追いかけていく感じ。
ただ、その追いかけているものは、単音のメロディーだけで
なく、コードを含めた曲想みたいなものなのになっている。
ここが賀谷さんの独特だなあ、と思う点。
MCもそういう感じで、3曲目のオリジナル曲では、
「テイラースイフト風にしようとしたが、井上陽水風になりました。」
みたいなことを言われる。
言われただけだとなにをいっているかわからないが、
聴いてみると、確かにそういう風に聴こえる。
この雰囲気みたいなものをとらえる感性は
素晴らしいと思う。
以上、毎回楽しみにしております。
なお、お仕事の方が(お仕事の環境的な面が)
なかなか大変とのこと。
お身体を壊さないようにご自愛ください。
・コレクター木村さん 狭山(S) アイリッシュメドレー、ファネスカ(ピーターフィンガー)
今回のファネスカの出来は、これまでで1,2を争うくらい
いいできだったのでは、と思う。
1曲目のアイリッシュメドレーで、十分、準備運動というか
ギターを歌わせての上で、2曲目のファネスカに
入ったことが、1つよかったのではと思う。
で、ファネスカだが、
いつにもまして、フレーズ1つ1つを大事に弾いていく感じ、
が感じられる演奏。
特にフレーズのコアの音がしっかり鳴らされていて、
完成度が高い感じ。
惜しかったのは、中盤の速いフレーズのところで、
ちょっと息切れ、というかスタミナが持たなかった感じで、
崩れてしまったところがあった点。
ここがなければ、完璧に近かったのでは、と思う。
いい演奏でした。
コンサート終了後
今回は、佐々木さんが今回弾かれた、
中古の(激安!!)カッタウェイのナイロン弦ギターについて、
佐々木さんご本人から
「ピックアップからの音を調整してほしい」、
とのお願いがあったもの。
木村さん、志原さん、セーハさんとともに
そのギターをいじらせてもらった。
佐々木さんの演奏では、その演奏がボディーヒッティングを
多用するものであったので、あえてそうしているのかも、
と思ったが、音としてはトレブル(高音)成分が
ちょっと過剰すぎて、いわゆる、
「ピエゾの音」になっていると思った。
他の方も同様に思っていたようで、
「そこを絞る必要がある」との認識。
で、志原さんが、トレブルの調整がついているので
それを絞ればいい、として、絞ってみるとばっちりになった。
自分としては、そのトレブルをまずゼロにして、
そこから、ちょっとずつ、
「トーンの輪郭が感じられるくらいまで」、
上げていって、ここ、というのをみつける感じ。
なお、激安ギターだったとのことなので、
そこまでするかどうかはあるが、
ピックアップシステムを更新してあげるのも
いいのでは、と思う。
まあ、もっとも、ギター自体、佐々木さんに
ジャストフィットのものを本気で探して、というのが
一番とは思う。
(これはこれで、心置きなくヒッティングできる、という点で
ベストとは思いますが・・・。)
以上、今回も楽しかった。
また来月、よろしくお願いします。
■過去の5月のフリーコンサート
2025-05-18 ■2025-05-17(土)#273クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2025/05/18/104343
2024-05-19 ■2024-05-18(土)#261クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2024/05/19/110918
2023-05-21 ■2023-05-20(土)#249クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/05/21/104821
2022-05-22 ■2022-05-21(土)#237クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/05/22/105704
2021-05-20 ■20210520(水)クラスタのフリーコンサートは実施していたとのこと
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2021/05/20/074354
2019-05-19 ■20190518 #201回クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2019/05/19/112010
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20140517
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20120520
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20080518
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20070520
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20060521
<過去の今日>
2025-05-18 ■2025-05-17(土)#273クラスタフリーコンサート
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2025/05/18/104343
2024-05-17 ■2024-05-17(金)描いた絵を飾ること
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2024/05/17/205040
2023-05-18 ■2023-05-17(水)椅子をちょっと低くする
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/05/18/075721
2022-05-18 ■2022-05-17(火)読書の状況
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2022/05/18/080228
2021-05-18 ■20210517(月)またフリコンは休み
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2021/05/18/073503
2020-05-18 ■20200517(日)新しいフェイズへ
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2020/05/18/070916
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2019/05/17/180000
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20180518
「能率手帳復活へ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20170518
「ノートに書く、を楽しむには」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20160518
「想像力を鍛える手段として」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150518
「ランニング休止中」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140518
「岩籠山いってきた」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130518