先日のクラスタのフリーコンサートで、
いろんな方の演奏を聴いて楽しかったが、
今回特に注意して聴いたのが
撥弦の違いによる音色の違い。
ギター、特にアコースティックギターの指弾き場合、
右手の撥弦の仕方、爪の使い方で
音はずいぶんかわる。
土曜日のフリーコンサートで
音としてダントツにきれいなだな、と感じたのが
箭田さんの音。
爪の音が全く聞こえない。
それでは指頭で弾いているのか、というと、
単純にそうではないと理解している。
指頭だけで指の柔らかさが弦に負ける
形になると、芯のない、弦を撫でたような
弱々しい音になってしまう。
爪がしっかり指の皮膚の部分を抑えていて
指と爪を一つの塊にして弾いているのかな、と想像する。
一方、爪弾きでもきれいな音はだせる。
その音色としては、ギターではないが、市来さんの
ウクレレの音がきれいだった。
親指の爪を長く伸ばして、
これをやわらかく使うことで
きれいな音をだしている。
以上を聴いていて、自分としては、
箭田さんみたいな音をだしたいなあ、
と思っている。
直接箭田さんに弾くときのイメージも
聴いていて、
「弦を押さえて離す」
「押さえる強さで強弱のコントロールをする」
みたいなイメージかな、というのが
その時の自分の理解だ。
しかし、これはこれで、
自分は自分でいい音を
ならせるイメージは自分で作らねばならない。
これについては、もっともシンプルな
自分の特徴となるものだから、
常にいいものを目指していろいろ
やっていこうと思う。
＜過去の今日＞
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2020-04-19 ■20200418（土）クラスタフリーコンサート中止
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