木曜日に注文した、ナショナルのフィンガーピックが届いた。
石川鷹彦氏が愛用している、というやつだ。その使用感想を綴っておく。
まず形だが、指先側になるにしたがって、指の腹にあたる面が細くシェイプされており、指先のところで、かなり狭い幅になり、爪側に湾曲している。
通常のプラスチックや金属製のフィンガーピックは、爪側に湾曲しているところは同じだが、指の腹全体が覆われる形で、ちょうど爪の形を指の腹に持ってきたように幅が広い。それらと大きく違うのはこの幅の部分だ。
で、弾いてみたところだが、想像のとおりではあるが、幅が狭い分、ピッキングの力が、1点集中になる。その結果、音が大変でやすい。軽く弾いても、芯のある鋭い音がでる。なるほど・・・。
しばらくなれるまで弾いてみたが、評価としては、いいのだけれど、現状は、細くシェイプされていないものの方が、自分には合っているな、と理解した。
というのは、あまりに鋭く音がでてしまうので、「柔らかい音を出したい」というときに、難しさを感じてしまうもの。現在、自分はナイロン弦をメインとしているが、これは鉄弦より、軽く弾いても音はでる。その代わり、弾き方を加減してやらないとフィンガーピックで強く弾くと、がさつな音になってしまう。この、「加減して優しく弾く」というのが難しく感じてしまった。
そもそもフィンガーピック自体が、「弦に負けずに力強く弾く」という道具であり、主に鉄弦で重宝されるものと思う。それをナイロン弦に使うと、「強く弾け過ぎてしまう」という感覚になるもの。
なので、ナイロン弦ギター、しかも自分の場合、張力が低いショートスケールのアヌアヌエで使う、となるとマッチングが悪い。爪が破損してなければ、生爪で弾くべきギターなのだろうな、と思う。
さて、そういう状況で他のフィンガーピックと弾き比べてみたが、現状は、金属製の指の腹を広く覆うタイプがもっとも使いやすかった。
それは、フィンガーピックを使い方として、優しく弾くために、「指を弦の上に一旦置いてから押し込む、もしくは滑らせる」という感覚で弾くのは、指の腹の部分が面であたる感じになるので、弾きやすい、と感じたもの。違う言い方をすると、「金属が弦にあたった瞬間の音、金属的な音を、できるだけ出さないように」という弾き方。
指の腹のように、金属面に触覚があるわけではないので難しいのだが、そのように弾くときが、一番金属的でなく、暖かい音になるように思う。
ちょっと難しいが、現状、フィンガーピックを使わざるを得ないので、そういう意識で練習しようと思う。
<過去の今日>
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「爪を痛めてしまった。」
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「ランニングのスピードが上がらない。」
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「手書きに取り組む」
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「腫れはひどくならず」
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「仕事始め 安全祈願」
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