■2022-01-28(金)「100回の練習より1回の本番」からの2つの考え

「100回の練習より、1回の本番の方が身になる」

といったいい方をよく聞く。

自分としては、毎月のクラスタでのフリーコンサートで

実感としてわかる。

 

で、じゃあ本当に身になる練習というは、

ということを考えてみた。

自分の中には、2つの考えが浮かんだ。

 

1つは、

「常に本番のつもりで取り組む」

というもの。

普段の演奏は、すべて本番と同様になれば、

演奏の技術としてすごいことになっていく

だろうな、と思える。

おそらくプロの演奏家は、日常の仕事

がまさしく本番なので、こういう状況だろうな、

と思う。

普通の方とは一線を画するレベルになっているのが

この方々の普通なのかもしれない。

実際、インターネットでは、プロかどうかは別にして

常人離れした方をたくさんみることができる。

 

次にもう1つの考えとしては、

「1回の本番に向けてピーキングしていく」

という考え。

実力以上の境地に一時的にでも

達することができないか、として、

計画的にハイレベルになれるかもしれない

対応をとっていくこと。

ずっとそのレベルにいるのが難しいと思われる

ラソンの練習とかが代表的だ。

で、演奏においても、普通の人が、

「すごく集中してできる時間」

というのは、限られていると思う。

そういう「すごく集中する時間」を

意識的に調整してできるようにすると、

ちょっとだけ、高いレベルの演奏が

可能なのでは、といった考えが浮かんだもの。

 

以上2つの考えだが、音楽というは、

リラックスしてやるもの、とすれば、前者の

いつでも高いレベルでいることを

めざすのがよいのだろうな、と思うし、

ハイレベルでの演奏は体力と気力がいるのだから、

長い時間はそもそも無理で、そういう時間を

きちんと意識して作る、となれば後者に

なるであろう。

 

いずれにしろ、人生は限られた時間。

演奏の時間もできるだけ楽しい時間にしていこう。

 

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