■2022-12-09(金)ギターの違いによる演奏意識の違い

毎日30分以上、ギターを弾いているが、

  ・3本のギターを順番に日替りで弾く。

  ・各ギターで、「一番いい音色を出すには」を目指す。

ということをしている。

そうしていて、気づいたことを記しておく。

 

最初に結論みたいなことを書くと、

当たり前のことかもしれないが、

「ギターによって、いい音を出そうと思った時の弾き方が変わる」

 

3本のギターの内、1本はヤマハの普通のクラシックギターだが、

あとの2本は、ヤマハのサイレントギター、

アヌアヌエの610㎜のショートスケールギターと、

いうラインナップ。

3本は、かなりキャラクターが違う。

 

で、「いい音を出そう」と思って

弾いていると、「いい音を出すための意識の持ち方」

が3本とも違っている。

 

まずヤマハの通常のクラシックギターだが、

これは、「しっかり鳴らそう」という意識。

強く弾くことはかなり強く弾いても応えてくれる。

但し、疲れてきて、左手の押さえ方が

ルーズになったり、右手も意識が弱くなると

途端に、雑な音がでてきてしまう。

「しっかり弾く」という意識が大事。

 

次にアヌアヌエのショートスケールは、

音自体は簡単にでてくれる。

で、弱く弾いてもレスポンスは良好だ。

その一方で、強く弾きすぎると音が雑に感じる

鳴り方になってしまう。

なので、意識としては、「丁寧に弾く」という感じ。

 

サイレントギターは、どちらとも違う。

まず、ヤマハの小さなアコギ用アンプで

鳴らすのだが、それゆえ、

エフェクトを薄く掛け

(リバーブ、コーラス、コンプとエコライザーをいじる)

自分がお気に入りとなる音をまず作ることをする。

音が気に入るとそれだけで、長時間楽しめる。

ただ、ここで、音自体はよしとして、、

ピッキングの表現がでにくくなる感じになってしまう

ときがある。

エフェクトを掛け過ぎてしまえば、当たり前に

そうなるが、そうでなくとも、ギターでの表現は、

やはり生ギターの方がセンシティブに思う。

なので、サイレントギターでの意識は

「のっぺりした演奏にならないように」

ということだ。

前向きな表現で書くと、、

「表現豊かに弾く」となる。

 

まあ、どのギターを弾いても、

「しっかり」「丁寧に」「表現豊かに」

は、すべて目指さねばならないのだが、

ギターによって、うまく弾くために

意識する比重が変わる、ということ。

 

1本のギターに決めて弾いた方が、

「ギターとの一体感」みたいなところは

向上するのだろうなあ、と思うが、

キャラクターの違うギターを、

それぞれうまく鳴らしたい、というのも

それなりに練習にはなるな、と思う。

 

なんにしろ、楽しんでいこう。

 

<過去の今日>

2021-12-09 ■20211209(木)ショートスケールギターについて

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