書道

自分は母方の祖父と、母が習字の先生なので、書道も好きだ。
実は書道は”道”というだけあって極めるのはすごく大変であることを、母をみて知っている。
畳の上で何百枚と書き込んで修練していく様は、スポーツ、いや、やはり”道”なんだ、と思う。
この書道は、実は音楽に似ている。
やり直しが利かず、一発勝負。自由に書くのはインプロビゼーションにもつながる。
母は正月の書初めで、子供たちに、ある文字をきめて、「自由に書きなさい」という一言での書初めを毎年やっている。
これは最高に面白い。
「音楽は人を表す」同様、「書は人を表す」ということを実感する。