落語は大変深い文化かも、と思う。

落語家の普段話しているのを聞いて、
話すのが上手だなあ、と思う。
まあ、噺家なのだから、当たり前か、
と思ったのだが、でも・・・・と
もう少し考えてみた。


大変面白く感じる噺家
まったく面白く感じない噺家がいる。


話自体は、同じ話なのに、だ。


当然ながら、面白い話の方が
頭によく入る。


と、ここで、じゃあ、と思ったのは「自分の声」だ。


ものを考える時、自分の頭の中では、
常に、「自分の声」で、考えている。


ということは、この「自分の声」は、
「表情豊かに、楽しそうな声」
の方が、ずいぶん得をするのではないだろうか。


もしかして、
「好奇心の強い人」
というのは、
「楽しそうに語る内なる声を持っている方」
なのかもしれない。


そうかもな。


とすれば、他の人に語る時を含めて、
「語り口を楽しくする」
というのは、大変意味のあること、ということだ。


・・・・ときどき好きな落語を聞くのは、よいことかも・・・。



<過去の今日>
「#142回クラスタ・フリーコンサート」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140614
「山場のまえ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130614

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