マメモという新製品への感想

今日は家人の手伝いで福岡に。
待ち時間が多いので、大体、楽器屋と文房具屋で
いっときを過ごす。


で、今日文房具屋で、気になるものをみつけた。
キングジムの「マメモ」なる電子機器。


キングジムさんは、
テプラ、ポメラとそのアイディアに感心する
メーカーで、自分はポメラは重宝している。
で、今度は、「マメモ」。


これがまた、いってみれば変な道具で、
ちょうど、
ニンテンドーDS
英語漬けで味わえるような手書き機能」
をメモるだけの機能。
その「手書き画面」は、99枚のみ保存できる
というもの。


パソコンとのリンクはしていないので、
99枚以上にならないように、
必ず捨てていかねばならない。
一度に捨てるという機能はあるが、
メモの参照も、時系列に
1枚ずつめくるのみのようだ。


従い、どんどんメモして、
どんどん捨てていく、
「紙のちょっとしたメモ」
を電子化しただけ、
というように思える。


ただ、それだけではなくて、もうひとつ
機能があって、それは、それらの画面は
タイムスタンプがおせて、かつその
メモをTO DOとして登録でき、
アラーム(時刻がきたら、音と画面でしらせる)
とリンクできるところ。


実は、こっちの機能のほうが、
「売り」なのかもな、とも思う。


自分は、ケータイのアラーム機能を
大変重宝していて、この機能の
使いやすさをケータイ選びに今後は
つかっていこうと思っているくらいなのだが、
これは、その考えには、ぴったりに
思える。
(実は、家人の都合で、docomoの某機種に変えざるをえなかったのだが
 このアラーム機能は、はっきりいってAUの某機種の方がずっとよかった・・・)


ケータイのアラームは、
曜日指定ができるのだが、
このマメモは、何年何月何日何時何分、
と設定できるので、
いってみれば、「将来への手書きメモ」
ができるわけだ。


まあ、現在の自分としては、
手帳によるスケジュール書き込み+確認と
ケータイのアラーム機能を組み合わせて
実現している機能なのだが、
それが、相当先のことまで、手書きメモと
リンクさせてできるということだ。


自分としては、
ケータイで、
「こういう道具あったらいいのにな」
と思っていたのだが、まさに
そういう機能になっている。


ということで、
「買いか!?」ということになるのだが、
ただまあ、自分としては、現在
手帳+ケータイで、大体同等の機能を
得ているので、今しばらく様子見というところ。


おそらく弱点になるだろうところは、
画面サイズの小ささ。
電話メモとかでは、ちょっとメモすることが増えると、
1枚ではおさまりきらず、複数枚のメモとなり、
一認性は紙とくらべて劣ってくるだろう。
(紙は、A4裏紙とかをつかうと、相当量かけるし、
  小さな紙に複数となっても、
    A4とかに張れば1枚となる)


また、紙のように、ほいっとそのメモを誰かに
まわすことはできない。


以上の面で、
ちょっと苦しいかな、とも思うが、
それでも、なかなか魅力的。


自分として感心したのは、
メモの枚数を99枚
と制限しているところ。


自分は、メモの要諦は、
「もう一回みること」(そして捨てること)
と思っているが、それが
「メモ枚数を制限すること」
で、強制的に実現されているように感じる点。


上にも書いたが、
99枚という制限に加え、
PCとのリンクもしていないのだ。


従い、
「とりあえずPCに取り込んでおいて、
  後でみよう」
ということはNG。
さくさくメモして、
必要なくなったら、さっさと捨てる、
ということがどうしても必要となる。


また、メモの重要性は、
「なくさないこと」
にもあるが、その点も紙より安心かな、
と思う。


以上、紙で十分なので、必要なし、
という思いが半分、
面白いので、ぜひつかってやろう、
という気持ちが半分。


インターネットで調べたら、
8月6日発売とのことで、
まだでたばかりのようだから、しばらくは
これから、いろんな評価がでてくるのを
ウォッチしていこうと思う。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090813
<目に入ったニュース>

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