テレビでみた辻村ジュサブロウさん

今日は仙台に出張。
夜遅く帰ってきたが、
帰ってきてから、ふとみたテレビで、
辻村ジュサブロウ氏がでていた。
人形作家の巨匠だ。


自分が小学生のころ、
NHKで夕方やっていた
人形劇の新里美八犬伝に夢中になったが
その人形を作っていた方だ。


この人形劇は、
まず、物語が面白いことはもちろんだが、
人形がすごかった。
人形なのだが、生きているようにみえた。
そして、その声優さんも抜群にうまかった。
更に忘れられないのが
坂本九さんのナレーション!
これがまた、最高によかった。


自分は人形が好きでない。
そして、ドラマを見るのが好きでない。
でも、この人形劇は別、再放送をみてみたい。
そして、辻村さんの人形は、
お金を払ってでもみたいと思う。


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さて、
今日見たテレビでは、辻村ジュサブロウさんの
人形作家としての生涯の紹介などが
なされ、すごく面白かった。


そしてその紹介の間に
いろいろな人形が紹介されるのだが、
「本当に芸術」、「本物の芸術」、
そういっていい。


とにかくテレビの画像からなのだが、
圧倒されてしまった。
東京人形町にジュサブロー館なるものが
あるとのこと。
いってみたい。


それと、辻村ジュサブロウさんの
語りもよかった。


まっすぐ生きていること、
やさしく生きていることが
感じられた。


そういう人でないと、
あのような人形は作れないのだろう。


ちょっと、興味をもって
インターネットで、
辻村ジュサブロウさんを調べてみたら、
いい言葉がたくさんでていた。


その中から一つ引用。


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吸って吐く息  (人形師)辻村ジュサブロウ

"人間は、夢中で生きていると、
四六時中、息を吸って吐いていることなど、
すっかり忘れている。
寝ている時も、
話している時も、
ちゃんと息をしているのだと気がついた時に、
はじめて、その自然の力のおどろきと、
喜びを感じるものだ。"

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<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20051212

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