移動中の読書から

今日は福島県へ出張。
広野というところだが、
常磐線を使って、移動だけで、
3時間以上が列車の中だ。
更に、広野での一仕事のあと、
明日は仙台で仕事なので、
そのまま、常磐線で北上、
これも2時間以上かかる。


そんななので、
出張の移動は、
寝て体力の補充をするか、
本を読むかだ。


今回は本にはまって、一冊読了。


「免疫進化論」:安保徹
ーー自然の条理に根ざした医学を求めてーー


これは医学の専門的なことも
書いてあるが、それ以上に一般の人でも
読める、「体をいたわろうという啓蒙の書」
といっていいと思う。
自分にとっては、いい意味での哲学書
みたいに読めた。


人間の体は、相当高性能に
できてて、自然治癒力はすばらしい。
体と心をまずいたわろう。
病気は体が治ろうとする反応そのものだから、
病気は悪いものではない、病気に感謝せねば。

一方、薬を飲みつづけて、それに頼るのは、
自分の体は不完全だといいつづけているような
ものだ。


といったようなことが、
綴られている。


治り難い病になる人は、
大概、心に大きな悩みがある、
もしくは、
例えば昼と夜とが逆転している
など、よくない生活を続けているとか
いうことが原因であり、
それを無理に薬なんかで、抑えに
いっても、結局その主因をなくさなければ
どうにもならない。
・・・・全く真理だろう。


ちゃんと寝て、いいもの食べなくては!


そういえば、
3年前くらいの、1週間次々と違う場所に
移動せねばならない出張で、インフルエンザに
かかってしまい、ホテルで休まねばならなく
なったこともあったな・・・。


出張中も心と体をいたわる気持ちを持とう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20051211

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