子供ミュージカル観劇

今日は、子供が出演するミュージカルの観劇。
実は、今年は、春に一本、今日で二本目。
毎週福岡に家人の用事でとして、訪問していたが、
内実は、この練習のため。


さて、まずは観劇の感想から。
内容は、子供向けで、
「友達は大事にしようね」
という、主題。


昨今、いじめがニュースになる
世の中であり、その手の話が苦手な
自分としては、
「みているのがつらい劇だったら
 どうしよう」
という思いがあったのだが、
そういう方向ではなく、
「友達のために、ベストを尽くそう」
「見返りを考えず、友のために尽くすのは、
  うつくしいよね」
みたいな内容で、自分としては、
みていて、痛さが少なく、よかった、という
ところ。


主人公は、
ちょっとお人よし過ぎるかな、くらいの
お人よしだが、それが周りの方に
認められていく、というもので、
「お人よしは正義だ!」
と思っている自分としては、
友達という主題を、そっちから
劇にしてくれるのは、いいことだ、と思った。


他にも、
「本当に友達のことを思うゆえ、
  自分が一人ぼっちになることをいとわない」
とかいうことも、主題になっており、

自分が、まずいなあ、と思っている、
「自分を捨ててでも、みんなの中で
  仲良くすることが大事」
という考え方のカウンターになるなあ、
なんてことも思えて、
子供向けには、大変いい劇なのでは、
と思った。


次に、自分の子供の出来について。


サブメインくらいの
重要な役だったが、自分の目からは、
十分、いい役者であったと評価する。
悪役で、しかも男の役だったが、
十分、いい味だしていたと思う。


で、観客の方からも、うけは
大変よく、お褒めのお言葉とかも
頂いた。


しかし・・・・


どういうわけか、
演出家の先生には、「だめだしされた」
とのこと。
リハーサルのときから、散々なおされて、
直されたところを、逐一直していくのだが
(子供は、修正は結構早くできるゆえ)
直しても直しても、次から次へと
新しい要求がでてきて、
いくらやっても、OKがでなかったとのこと。


で、子供としては
「やるだけやったんだけど、OKもらえなかった」
というのが、正直な感想で、
もうひとつ、満足感が得られなかったとのこと。


自分も、家内もその演出家の先生に
ご挨拶し、そのときの感覚、
および、お客様からの評価や、
子供の上記の様子等を勘案すると、
芸のよしあし、
というより、演出家さんの好みと子供の芸に
対する好み、これが違っているのが
原因かな、
というのが、自分の感想。


まあ、これはこれでいい経験になったのでは
と思う。


さて、これでしばらくは子供関係の
手伝いはなくなる。


今度は、自分の活動を考えたいと思う。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090828
<目に入ったニュース>

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