■2024-01-21(日)フリーコンサートでの不調の原因

昨日フリーコンサートだったが、自分の演奏時、最初の2曲で「このごろ、しばしば生じる右手の不調」がまたやってきた。右手がなぜか自分の思ったように動かなくなり、演奏がうまくいかなくなるもの。以前、緊張して上がってしまってこういう感じになっていたので、それが発生した、と思っている。

しかし今回、自分にとっては弾きなれた曲を選曲していたためか、単なる上がりではない他の原因の1つを理解することができた。それは、「自分の順番待ちでの小さな音での演奏」。

 

いつも自分は順番が開いていれば、後半の最初をとる。アヌアヌエのギターをメインに変える前は、サイレントギターをメインとしていたが、サイレントギターは当然ながらアンプを用意する必要がある。そのための時間で自分の演奏時間を短くしたくないな、と思って、前後半の間の休み時間で、じっくり準備ができる「後半の1番」を選んでいたもの。

 

現在は生ギターがメインになったので、そこまで準備に時間をかける必要はなくなったが、やはり準備がゆっくりできる、ということはよいことと思っているので、順番は空いていればそこをとっている。しかし、実はここで1つ落とし穴があった。

 

今回、この休み時間に、演奏席に座って、まるまる1曲、さらうことができたのだが、まだ皆さん休み時間の談笑中。ここで、これからやる曲を演奏席に聴こえるように弾くわけにはいかない。そこで、その音が観客のみなさんに聴こえないように、つまり「自分だけに聴こえるくらいの音で」ということに集中して演奏している。これがまずかった。

「いつもと違って弱く弾くという特殊な練習を本番直前にしてしまった」

ということだ。

 

そうしたところ、音を出し始めたところで、自分の右手に対して、いままで小さく弾け、と指令していたものを、急に「通常通り弾いてくれ」と指令をだすことになる。ここで、右手の神経が混乱するようで、強さ加減がよくわからなくなる、という事態が生じてしまった。

 

ちなみに、思い起こしてみると、この不調はサイレントギターのころはなかった。それは今回の理由からするとば当然で、サイレントギターの場合は、イヤホンを使って直前練習していたので、音量を加減する必要はなかった、ということだ。

 

「練習をするときは、本番にできるだけ近い形でする」

というのは鉄則だな、と改めて思った次第。

来月は、この点をしっかり意識してやろうと思う。

 

<過去の今日>

2023-01-22 ■2023-01-21(土)#233クラスタフリーコンサート

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/01/22/115425

2021-01-24 ■20210121(木)旅のカメラとバードウォッチングでのカメラ

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2021/01/24/090223

2019-01-21 重症化はしない風邪から

https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/20190121

「社内駅伝大会」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20180121

「Coffee with butter」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20170121

「雪の長崎(24日)」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20160121

「走っている写真」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150121

「ランニングシューズの使い方、一歩前進」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140121

「万年筆を使うこと」

http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130121