仕事中に、ふと、
「ギター演奏で、もっとダイナミクスをつけたい」
と思った。
さっそく、就寝前のいつものギター演奏時に取り組んでみた。
まず、とにかく強弱をはっきりさせようと思って弾くが、
なかなか思うようにならない。
頭で考えているより平坦になってしまう。
そこで、通常の弾く強さを、少し弱く弾くようにしてみた。
これだと、確かに、強く弾くところとの音量のコントラストは
明らかにつく。
で、そういう演奏をして、10分くらい。
これは違うと結論。
ダイナミクスをつけるのは、結局、
「自分の音をしっかり聞きながら、それが音楽になるようにとの一心で弾く」
として、「めいっぱい弾く」という感じのほうが
自分には合うのかな、と思った。
体中の使える筋肉はすべて使う。
頭も、というか心も完全に音楽に没頭する。
そうしてみると、
「弱いところは気を付けて弱く弾く」
ではなくて
「めいっぱい弱く弾く」
という感じになった。
演奏のうまさ、はもちろん必要だが、
それより、演奏の熱さ、だな。これでいこう。