以下、お盆の連休中に仕上げた絵。
この絵は、90%完了した時点で、一旦、ボツを覚悟、
という経緯があった。
以下、それを記載しておく。

この絵については、いつものとおりサクラポスターカラー
をメインに使ったが、それに加え、
ニッカーデザイナーズカラーのイエローオーカー、
シェル(薄い肌色が入ったの白)、クリームチーズ(少し黄色い白)
これらを、オオヨシキリのボディー部分に、
加えて描いた。
また、陰の部分の表現に、
同じくニッカ―のシャドウブルー(青みかかったグレー)
を使った。
で、「薄い色から、ちょっとずつ重ねていく」
という、透明水彩よりの表現で描いてみたもの。
主にボディー部分をそれを意識して描いた。
遠目には単純なはだいろ一色に見えるが、
よくみると微妙な色の違いが、身体の質感に繋がっている。
それらを丁寧に観察して、じっくりと描いていった。
そして、陰の色の微妙な違いは、
青味のグレー、青味の黒、
茶系統のグレー、茶系統の黒、
黒を水で薄めた黒。
それらを、塗り分けるつもりで描いた。
この色塗りを、上述の絵の具で作りながらやるのが、
楽しくなってしまい、結構没頭してしまった。
これで90%完了!! と思ったその翌日、
絵の全体でみて、
「やばい、失敗だ」と直感してしまった。
つまり、印象が違う。
描きたかったものになっていない、と感じている。
今一度、題材とした写真(バードウォッチングで撮ったもの)
を見返してみた。すぐ、理由は分かった。
オオヨシキリが笑っていない。
自分の撮った写真で、この写真に魅かれたのは
このオオヨシキリの表情だったのだ、と
自分のことなのに、ここで気づいた。
なんとも至らない自分・・・。
ボツか・・・・と思ったのだが、
ここまで描いたのだから、なんとかしたいと思う。
で、どうせボツにするのなら、やれるだけのことをしよう、
と決めて、不透明水彩モード発動!
濃いポスターカラー絵の具を使い、
塗りつぶしで修正していくこととした。
バックの空の青色とか口の中のオレンジ色とか、
顔の中のはだいろから茶色にかかる部分とか、
すこしずつ、変えていった。
これがまた本当に微妙で、ちょっとした塗り加減で
印象がころころ変わっていく。
本当に匍匐前進のように、少しずつ変えていって、
「笑ってくれた」と思ったところで、筆を止めた。
手を入れたら、またやりなおしになるかもしれない。
これで、乾いてくれた時、笑っていたら完成としよう。
以上の経緯があって完成したもの。
顔とか、全体の輪郭線とかは、本当に微妙なところで、
印象というのは変わるのだ、と痛感した。
ということで、笑って歌っているオオヨシキリ。
ちょっとパンクなイメージで、そのさえずりを
併せて思い出してみると、
自分的には、忌野キヨシローさんのイメージかな。
(とさかがたっていたら、もっとそういうイメージだったと思う。)
以上、楽しかった。
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