■2025-08-20(水)絵を描いてみました。その38 オオヨシキリ

以下、お盆の連休中に仕上げた絵。

この絵は、90%完了した時点で、一旦、ボツを覚悟、

という経緯があった。 

以下、それを記載しておく。

この絵については、いつものとおりサクラポスターカラー

をメインに使ったが、それに加え、

ニッカーデザイナーズカラーのイエローオーカー、

シェル(薄い肌色が入ったの白)、クリームチーズ(少し黄色い白)

これらを、オオヨシキリのボディー部分に、

加えて描いた。

また、陰の部分の表現に、

同じくニッカ―のシャドウブルー(青みかかったグレー)

ホルベインの透明水彩のセピア(黒に近い茶色)

を使った。

 

で、「薄い色から、ちょっとずつ重ねていく」

という、透明水彩よりの表現で描いてみたもの。

主にボディー部分をそれを意識して描いた。

遠目には単純なはだいろ一色に見えるが、

よくみると微妙な色の違いが、身体の質感に繋がっている。

それらを丁寧に観察して、じっくりと描いていった。

 

そして、陰の色の微妙な違いは、

青味のグレー、青味の黒、

茶系統のグレー、茶系統の黒、

黒を水で薄めた黒。

それらを、塗り分けるつもりで描いた。

 

この色塗りを、上述の絵の具で作りながらやるのが、

楽しくなってしまい、結構没頭してしまった。

 

これで90%完了!!  と思ったその翌日、

絵の全体でみて、

「やばい、失敗だ」と直感してしまった。

つまり、印象が違う。

描きたかったものになっていない、と感じている。

 

今一度、題材とした写真(バードウォッチングで撮ったもの)

を見返してみた。すぐ、理由は分かった。

 

オオヨシキリが笑っていない。

 

自分の撮った写真で、この写真に魅かれたのは

このオオヨシキリの表情だったのだ、と

自分のことなのに、ここで気づいた。

なんとも至らない自分・・・。

 

ボツか・・・・と思ったのだが、

ここまで描いたのだから、なんとかしたいと思う。

で、どうせボツにするのなら、やれるだけのことをしよう、

と決めて、不透明水彩モード発動!

濃いポスターカラー絵の具を使い、

塗りつぶしで修正していくこととした。

バックの空の青色とか口の中のオレンジ色とか、

顔の中のはだいろから茶色にかかる部分とか、

すこしずつ、変えていった。

 

これがまた本当に微妙で、ちょっとした塗り加減で

印象がころころ変わっていく。

 

本当に匍匐前進のように、少しずつ変えていって、

「笑ってくれた」と思ったところで、筆を止めた。

手を入れたら、またやりなおしになるかもしれない。

これで、乾いてくれた時、笑っていたら完成としよう。

 

以上の経緯があって完成したもの。

 

顔とか、全体の輪郭線とかは、本当に微妙なところで、

印象というのは変わるのだ、と痛感した。

 

ということで、笑って歌っているオオヨシキリ。

ちょっとパンクなイメージで、そのさえずりを

併せて思い出してみると、

自分的には、忌野キヨシローさんのイメージかな。

(とさかがたっていたら、もっとそういうイメージだったと思う。)

 

以上、楽しかった。

 

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