このところ、朝の空時間の絵描きは、
サンコウチョウのデッサンをやっている。
グリッド線アプリでグリッド線を引いて、
それをみながら、方眼タイプのノートにデッサンしている。
要するに、グリッド線を用いて、デッサンの精度を
高めることを意図したもの。
「細かく正確に描こう」と思った場合は、
絵の中の相対的な位置関係を確認しながら描くので、
グリッド線を利用して描くのも、最初の外形をとらえる
というところでは、便利に使えばいいと思う。
時短になるし。
以上の思いで、ここ数枚を描いていたのだが、
今回、サンコウチョウの顔がなかなかうまく描けなかった。
特徴的な「目の周りの青の輪」があるのだが、
それを含めて、「斜め上を向いている感じ」がだせない。
数日の間、鉛筆で描いては消しを繰り返した結果、
なんとかそれらしくできた、と思えたところでの気づきは、
「すごく微妙な線の違いを正確に描くことが重要なところがある」
ということ。
サンコウチョウの目の周りの青の輪は、きれいな円形だが、
これを
「斜め下からみた際のゆがみ具合」
を正確に描かないと、目が変な方向を向いているようにしか
ならないのだ。
さらに、これまた微妙なのだが、目の光の反射からの
球体の感じ、とか、下からみているので、額が若干狭くみえる、
といったところを描き込んでいくと、やっと思った感じになった。
上で書いていた「グリッド線を利用すること」で、
ある程度の位置関係は描けるのだが、
これらの部分は、それよりもはるかに微細な位置の
関係で、「その場所に描く」というより、
円形をしたからみたら、こんな形になる、とか、
光の反射が球面にあたると、ハイライトはこういう風にでる、とか、
そういうことを理解した上で、
意識して「その違い」を描いてやることが必要なのだ。
それと、自分の目、というか脳は、
かなり微妙な線の違い、位置の違い、
影のかかり具合、といったものを
瞬時に感知して「印象」を作っているのだ、
と感じてしまった。
自分のことだけど・・・・。
絵が上手な方は、こんな気づきは、超当たり前で、
こういうところは無意識的に正確に描けてしまうのだろうな。
以上、本日の気づき。
<過去の今日>
2023-07-08 ■2023-07-08(土)飲酒の影響
https://y1kirihara.hatenablog.com/entry/2023/07/08/205015
2022-07-09 ■2022-07-08(金)毎日のギター弾きを復活
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2018-07-08 脳のキープにはノート記載がいいらしい。
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「自分にとっての「手書き」」
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