■2024-03-10(日)#57大子マラソン出走

ハーフ、10㎞、5㎞があったが、10㎞に出走。

「大子広域公園」という公園がスタート、ゴール地点

となっているのだが、この場所が高台

(山の中腹といってもいいかも)にある。

故に、スタートして1㎞ちょっとは、急激な下り、

そして、当たり前だが、ゴール直前が急激な登り

となっている。

この登りが名物となっている大会とのこと。

奥久慈というちょっと移動が大変だし、

この坂があるので、それほどの規模ではないな、

と予想していたが、まあ、大体その通りで、

全体で「1100人越え」とアナウンスされていたが、

ハーフのレースも10㎞のレースも、

そのほか、小学生とか親子ランとかもあったのだが、

それぞれ、スタートラインから100mくらいの

スタート地点で収まっていた。

こじんまりとした大会。

でも、自分は、こういう地方のこじんまりとした

大会の方がずっとずっと好き。

スタートのピストルがなってから、

すぐにスタートできるし、出店がいっぱい出ていたが、

(といっても、100mくらいの場所に食事が5,6店、

 ランニング用品店が2つ、といったくらいだが)

それらは、じっくり物色できる。

更に、大体こういうローカルな大会は、

「抽選会」があって、それも楽しい。

この大子マラソンは、完走者がもらえる

ポカリスウェットに三角くじがついていて、

何かもらえるというものだった。

大会としては、自分はもっとも好きなタイプ。

 

でも・・・この坂は、タイム狙いとかはできないし、

つらいといえばつらい。やっぱり敬遠する方も

少なくないだろうな、と思う。

 

自分は、坂自体はトレランもしていたので、

坂自体に苦手意識はないが、本当に結構な坂だった。

駐車場が割り振られていて、自分は大子駅近くの

駐車場で、そこから無料バスで移動するのだが、

そのバスでの会場入りの際、

「この坂かあああああ」

と思わず唸ってしまった。

 

急なのもあるが、1㎞くらいずっと続くのが強烈だ。

 

さて、走った結果だが、とりあえず、

自分は「10㎞55歳以上」というカテゴリー。

大会の郵送資料では、82名の出走者の名前が載っている。

・・・少ない。しかも、この坂を知っている方々、

ということは、脚に自信のある方ばかりに違いない。

ビリになってしまうかも、と不安になったが、

スタート地点に並んだ方々をみると、

後ろの4分の一くらいの方は、

「楽しんで走ろう」という感じなのでちょっと安心した。

(仮装の方とかもいたりして)

 

ということで、10時のハーフの方々のスタートから40分後の

10時40分にスタートした。

今回のレースプランは、「無理をしない」

でも、50分という自分としては、レースとして

一応頑張る目標を上げた。

でも、昨年の日立マラソンが49分36秒とかだったと

記憶するので、この坂道であれば、50分切りは

難しいだろう。しかもその坂は最後にくる。

無理すると、最後地獄だな、と思い、

特に前半無理しないことにする。

 

で、スタート後だが、最初は、ひたすら下り。

過去のこのブログのレース記をみるとわかるが、

自分は、下りが苦手。

昔(といっても5~10年前くらいだが)と比べると、

苦手意識は減ったがそれでも、

下手な部類であろう。

ガーミンの記録をみると、1キロのラップが4分25秒、

2キロ目が4分47秒だった。

ちなみに、昨年の日立桜マラソン10㎞の

出だしは若干の下りの平坦な道で、4分30秒台だった。

つまり、下りの有利さをあまり活かす走りには

なっていない、ということだ。

でも、無理はしない。

キロ5分で10キロ走れば50分。

つまり、この2キロでは、35秒プラス13秒の

48秒の貯金を作ったことになる。

まあ、ラストの上りで吐き出すことになるから、

もっと貯金を作れたらいいなあ、と思いながら走る。

 

しかし、ここからがつらかった。

3キロが5分5秒、4キロが5分10秒、

5キロが5分12秒と、どんどんラップが

落ちている。もう27秒も、吐き出してしまった。

この往路は、数百メーターくらいで、つねに

弱い上り下りが続いている。

しかも、ずっと向かい風。

風は、後半追い風になるのだが、自分としては

だれかの後ろに付きたい、とか思うところ。

しかし、だれも前後にいない。

かつ、同じくらいの走力と思われる方は、

どうしてか、どんどん先に行ってしまう方か、

さっと抜かしてしまう方ばかり。

 

これは、このコースが原因と思う。

自分は、登りに強く下りに弱い、という

ちょっと他の方と違った特性と思わる。

ゆえに、下りで抜かされ、登りで追いつく、

という状況であった。

こうなると、並走という方がいない。

つまり、どなたかの後ろに付く、

というのがしにくい。

 

ということで、今日はほとんど、並走が

ないレースであった。

 

で、あとでガーミンの記録でわかったが、

往路は、最初の下りのあと、折り返し地点まで、

ずっと弱い上りであった。そのことも

タイムを悪くしていたようだ。

 

ここから、6キロ、4分54秒、7キロ4分54秒、

8キロ4分57秒と、後半なのに、

タイムが上がる状況で坂手前まで、刻めてしまった。

でも・・・多分50分切りは無理だ。

あの坂だから・・・。

 

ということで、最後の2キロ。坂が始まった。

登りに強い、とはいえ、そういうことを

言える程度ではまったくなく、やはりきつい。

 

これだけ長いので、先をみたらくじけてしまう、

と思い、自分の手前3mに視線を落とし、

「どんなに遅くなってもいいから、

  走りを計測できるスピードで、淡々と走る」

として、走った。

9キロのラップは5分57秒。

これで、1分吐き出してしまった。

もう、50分切りは無理だ、と思ったのだが、

最後の1㎞は400mくらいで

登りが終了してしまった。

あれ・・・最後は、運動場を400mということに

なっているが、思ったより脚が残っている。

そこで、自分としては得意のラストスパート。

その400mすべてでスピードを上げて

走った気がする。数人を抜いてゴール。

ここで、ガーミンの距離は、9.87mくらい。

10㎞になっていない。

頭が混乱したが、とにかくゴール。

 

完走後のくじ付きポカリスウェットをもらい、

イヤーきつかった、と思ったところで

はたと気づいた。

ガーミンのボタンを押していない。

時間は、50分36秒になっていた。

あれ・・・自分は50分切れたのだろうか。

 

まあ、後日、レース結果がインターネットで

でてきたら、確認しよう。

 

・・・・と思っていたのだが、

それから疲れた身体でふらふらしながら、

ぐだぐだの着替え。10分もかかった。

そして、くじを引きに行く。

大子アメニティグッズが当たった。うれしい。

(ほとんどの方が、「お菓子」だったが、

  その1つ上の賞だった。)

とその時、レースのゴール者が張り出されていることに

気づいた。各レース、A4の紙1枚か2枚が

張り出されている。

自分はとても無理だ、と思ったが、

年齢別で張り出されていたので、もしかして、

と思って「55歳以上10㎞」の紙をみてみたら・・・

 

あった。なんと14位。すごいぞ自分。

で、タイムは・・・・!!! 50分00秒ちょうど!!

逆算すると、最後は4分37秒ということになる。

坂の上りの1キロのラップとしては、速すぎるのだが、

その理由は、ガーミンでは100m以上短くなっているので

8百何十メーターかのラップなのだと思う。

でもでもでもでも、とにかく50分だ。

50分切りではないが、50分以内。

この坂で、よくやった。

自分をほめよう。

 

以上、楽しかった。

また、来年出たいと思う。

でも、無理して50分切りを目指すことは

しなくていいかな。

 

最後に。大会関係者のみなさんに

感謝申し上げます。いい大会です。

 

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