■20201007(水)自分の音

クラシックギターを使い始めて、20日くらいになる。

もちろん時々サイレントギターをアンプに繋げての

演奏もしている。

一番気にしているのは、生クラシックギターの音色だが、

このところ、ふと

「サイレントギターの音に似てきた」

と思うことがあった。

当然ながら、生ギターの音は、多少毎日弾くと改善は

あると思うが、20日やそこらで変わるものではない。

従い、ギターが変わったというより、

「自分の音の出し方が変わってきた、

  つまり、この生ギターにアジャストしてきた」

のだな、と思う。

 

面白いなと思ったのが、その音色の印象が

「サイレントギターの音に似てきたな」

というものであったこと。

具体的には以下の2点。

 

1つは、

「サイレントギターと生ギターの音が似てきた」

という印象は、実はそうではなくて、

自分の好みの音というのは

自分の感性としてあって、ギターを演奏すると、

自然とそのような音に近づけようとしているのでは

ないか、ということ。

 

もう1つは、その音色というのは、

楽器の音色というより、右手のタッチによる

音のイントネーションというか、癖みたいな

ところで、それの印象というは結構大きな部分なのだ、

ということ。

 

そういえば、

「パットメセニーは、どんなギターを

  弾いても、パットメセニーの音になる」

という記事を読んだことがあったのを思い出した。

 

いろいろ考えるが、音色は大事にしていきたい。