クラスタフリーコンサート

クラスタフリーコンサート。
今回も楽しめた。
今回のテーマは昨日書いたとおり、
「ブルース」だ。
(1)ブルース(アドリブによる)
(2)舟歌(日本のブルースだ!)
(3)ラブ イズ オーバー(気持ちとしてブルース)

さて、今回ものすごく悲しい状況が
(1)ブルース
にて発生!(文字通り?)
というのは、サイレントギターの調子が
おかしくなっちゃったのだ。


自分は、ブルース弾く時は
「立ってエモーショナルに演奏する」
という変なこだわりを持っているのだが、
立って弾いたら、
バリや、音消えが発生してしまった。
しかも、
「よし!こっからアドリブだぜ!!」
と言った瞬間にことごとく発生する。
つまり、原因は、
電源コードの取り付け部、および、
アウトプットケーブルの接続部が、
ちょっとした振動で、接続不良と
なってしまっているということなのだろう。
『乗ってきて、体がスイングしちゃう』
という状況で発生してしまう。


ということで、折角いい状況になってきたときに、
まるで、「まあまあ、そんなに熱くなるなよ」
といわんばかりに、ギターが駄目だったのだ・・・・。


本当に残念!!


修理だそう・・・(その間弾けなくなっちゃうのか・・・)

その後の
(2)、(3)については、
座って弾くことにしたので、
気持ちよく弾けた。
いやー本当に気持ちよかった。

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次に聴く方。
今日は鉄弦ギターの音のよさを
すごく楽しめた。

侍さんの柔らかな音色のマーチン。
MKさんのきらびやかな音のマーチン
(ご本人からは、不満ありとのことでしたが、
 いやいや、すばらしい音ですよ)
AOさんの”軽やかな”アストリアス
パットメセニーのジェームスにぴったり。
また、タイムアフタータイムの演奏も
良かった。
そして1曲だけだが、
NAOさんのヤマハFG180の
しっとりとした”立体感を感じさせる”
音は本当にすばらしかった。

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さて、今回聴き所として、
音色にこだわっていたのだが、
音そのものに加えて、
『音色の変化のさせ方』
に特に注意して聴いていた。
音の強弱は殆ど意識せず、
みんなつけているのだが、
『弾く位置による音色の変化』
を使っている人の使い方を見たかったのだ。


実は先月バッハを1ヶ月練習したのだが、
弾く位置による音色の変化を再認識したのだ。
こんなに変わるんだな〜と。
でも、
音が変わることは理解したのだが、
「うまく使った例」が頭の中にないため、
演奏していて、そのような演奏が
発想されてこないのだ。

いつも、スイートスポットでの
演奏音が聴こえるのだ。
まあ、これは、当然といえば当然かも
しれない。
歌歌う時も、自分の声の一番気持ちいい
声で歌うもんな。

ちなみに
過去クラスタで、この音色の変化を
特に感じたのは、
yoshihisaさん、siyohさんなど。
でもそのときはそんなに注意して
みてなかった。

さて、今回の演奏で、これが
うまいなと感じたのは、
弾きたがりSさん。

実に上品に使っていた。
位置を変えるのは、わずかこぶし半くらい
だろうか。
テーマの最初だけ少し固い音に変えて
弾いていた。
ちょこっとした変更なので、
最初は「たまたまかな」と思ったのだが、
テーマの2回目、3回目でも
確実に実施されており、意識的になされている
のが分かった。
テーマの最初で音色を変えることで、
音楽のステージの移り変わりが実に
きれいに聴こえた。
ぜひ、参考にしたい。


音色変化についても、
『この音色がほしいと思った瞬間に、
 無意識で弾く位置を変えている』
といったことができないかなと思う。
鉄弦でもできるかな?

いろいろ考えてしまう。
またギター弾くのが楽しくなりそうだ。

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さて、
今回も終わったあと、いろいろ音楽談義
できて楽しかった。
また、おまけで、プロの関口さんの演奏も
聴けたし。すげー演奏だった。

みなさん、来月もよろしくお願い申し上げます。

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