■20200926(土)生クラシックギター取組2

クラシックギターを弾き始めての記載その2。

状況としては、ギターを弾く時間が増えている。

たのしいから・・・といっていいのか・・・

 

確かに楽しいのだが、サイレントギターでの

愉しみ方とは違っている。

サイレントギターについては、簡単にいえば

「カラオケ状態」であり、「好きな曲を気持ちよく弾く」

という楽しさなのだが、現状のクラシックギター

「できるようになる楽しさを追っている状態」

という感じ。

なかなか思うように弾けず、それで弾いている。

具体的に、一番できないなあ、と思ったのが消音。

サイレントギターでは、リバーブを効かせて

メロディーの前の音の残りが響いているので、

それほど消音は気にならない。

しかし、生ギターでは当然ながらリバーブなど

かからないので、そういうことはできない。

そうすると、特に低音弦の消音ができていない故の

音の濁りが気になってしまう。

ただ、弾くのを習ったことが無いので、どのようにして

消音したらよいのかわからない。

完全に自己流で、かつ、曲を弾きながら

とにかく耳で不快と思うところを消音。

演奏がとたんにぎこちなくなる。

そうなると、今度は右手のタッチ、すなわち

普通の音出しの音色が気になってくる。

右手のひらや親指のいろんな部分で

消音することが結構あるのだが、

そうしながら音色は欲しい音色を出したい。

 

以上のような状態なので、どんな曲も難しく感じる。

 

その結果として、演奏をする姿勢自体が変化している。

まず、演奏する姿勢を正し、気合を入れ、

一音一音気を付けながら、と弾くようになっている。

カラオケ状態とは全く違った状況。

しかし、これはこれで楽しい。

あ、今できた、あれ、今度はできない、と。

小学生の逆上がり練習みたいだ。

 

なお、自分はとにかく簡単な譜面(しかもTAB譜)

を用意して、それをアドリブで味付けしながら弾く、

というのが好きなのだが、その簡単な譜面が

役に立っている。

上述のような、音出しと消音を気にするような演奏は

「極々簡単な曲をきれいに響かせる」

というのを目指すのが、今の一番自分にあった

演奏になっているため。。

 

ということで、演奏時間は増えている。

 

途中でも書いたが、 

楽しい・・・のは間違いないけれど・・・

ちょっと違った楽しさだな。