■20200125(日)生ギターの音

もうメインギターをヤマハのサイレントギターにして、

どれくらいたつのであろう。

初期版のサイレントギターを手にしているが、

ヤマハがサイレントギターを発売開始したのが2001年。

発売されてすぐに買ったわけではないが、

数年内には購入していると思うので、

かれこれ15年以上メインといていることになる。

 

そういう自分だが、今、生ギターに対して、

改めて1本手元にほしいなあ、

という気になっている。

 

クラスタのフリーコンサートで、毎回、

すごく興味深いギターとその音色を聞くことができるが、

1月18日のクラスタフリコンでも、

コレクター木村さんのすばらしいギターを

手にさせて頂いたことで、やっぱりいいなあ、と

思ってしまった。

加えてこの回は、相川さんがMCで、

「ギターの音色だけは、自分でつくっていくしかない」

といった興味深いMCがあり、自分も

「自分の音って、どんなのだろう」

との思いが生じたもの。

 

で、ユーチューブで、

クラシックギターの名機の音」、

を拾い聞きしてみたのだが、ユーチューブでも、

いい音だな、とわかるくらいなので、

やっぱり、いいギターはいいギターということがわかる。

 

ただし・・・・・

クラシックギターの名機の価格はスカイハイ。

(もちろん鉄弦ギターも、そういうものはあるが)

こういうのを追うことは、自分としては無理だし、

対して演奏技術のない自分が、

そういうギターを持つのも不相応。

 

で、すごいギターというより、

「特に穴はなくて、普通で、練習には最適だね」

みたいなギターで十分。

しかしながら、ギターという木材の製品においては、

こういうニーズが一番やっかいに思う。

金属やプラスチック加工品であれば、製品の均一性は

ほぼ100%に近いが、木材の場合、1本1本が違い、

同じものは2本とない。すなわち、

同じ製品でも当たりはずれがある。 

 

そうすると、もちろん一番いいのは、品質に個人が

責任をもってくれる、個人製作家のものが、当然よい、

ということになるが、お値段もお値段になってしまう。

すると事前の選択は、

大手のヤマハのギターや、純国産の小平ギターとか、

がまずはターゲットになるのだろうか。

 

以上、楽しい悩みだし、別にサイレントギターで

なんら不満があるわけでないし、

「ゆっくり楽しく悩む」こととしよう。