ウィキペディアは、要するに無料の百科事典。
エバーノートは、ほぼ無制限のノートだ。
これらをうまく使うと、
「かなりの物知り」
になれるであろう。
いい世の中になった、と思える。
しかし、毎日文章を書いていて思うが、
これらの機能があるから、それらを利用すれば、
劇的に文章が上手にかける、ということは
ないな、と思う。
むしろ、こういうものがなくて、
自分で汗をかいて情報を得ていたときのほうが、
「熱のある文章」は書けていたのではないかと
思う。
まあ、「熱を注入する時間」なんてなくていいじゃないか、
情報だけが伝われば十分だ、
と思うが。
ただ、熱の有無とかではなくとも、
「ふと思いつく」
ということは、経験や読書を通して
自分のなかに溜め込んだものからしか
でてこないと思う。
ウィキペディアにのっていても、
エバーノートに記録していても、
アクセスする、という回路が
なんらかなければ、それは表には
でてこない。
自分の実感としてあるのだが、
エバーノートに記録してあるものの
ほとんどが、現在のところ、
再利用はされていない。
今後、果たしてどれくらい、
エバーノートに溜め込んだ「自分の知識」
は、「使う機会」を得られるであろうか。
以上、おそらくそれなりの多くの人数の方が
一度は同じようなことを考えるのではないか
と思うことの記載。
<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110711
<目に入ったニュース>
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