ランニング再開

ラソンやって二日後だが、
特に筋肉痛もなく、ランニングを再開した。
ちょっと左足の爪に痛みは残るので、慎重に。


リフレッシュ休暇中なので、朝から時間はある。


しかし、石岡トレランでは、ほぼ1週間走れなかったので
それと比べるとずいぶん復活が早い。
でも実は今回は後半は歩いていたので、
ものすごく長いクールダウンをやったようなものだから、
それはそうだろう。


正直言うと、まったく体調が元に戻っているわけではない。
まだ、多少あちこち痛みが残っている。
しかし、その状態でランニングを再開することが
有意義と思ったもの。


3日のマラソンでは、
爪は痛かったが、シューズを履き代えて、
それがなくなっても走れなかった。
それに近い状況が再現できるかも、と思ったのだ。


さて、まずは歩く。身体が温まるまで。
3日もこういう風に歩くのは問題なかった。
よし。
で、ここで走る。


!・・・なんと、走れない!


あれ、どうしてだ。
身体がこわばってしまって足がでない。
十分歩いてあったまっているのに。


なるほど、理由はわかった。
足のフトモモの裏、すなわちハムストリングがこわばっている。
走ろうとすると、ここがロックしてしまって、
つま先だけあげるような動きになってしまう。
・・・そうだ。3日は、ふくらはぎではなくて、
すねがつりそうになって、「なんで?」
と思ったりしたのを思い出した。


ここが疲労していて走れなかったのだ。


自分はこれまで、疲労して走れなかったのは
フトモモの前側だった。
そして、そこが痛くなると、追ってひざに痛みがくる。


でも、なんと今回は裏側。初めてだ。
初めてだったから、なにが起こったのかわからなかった。


で、今日の段階でも、走ろうとしても、うまく走れない。
しかも、やばいのは、左足だけ。


ただ、今日は冷静にいろいろしてみることができる。
疲労もしてないし。


いろいろやっているうちに、なんとか走れるようになったのだが、
ずいぶんいろいろ考えてしまう状況となった。


まず、そこが疲労しているのは、当然フォームに原因がある。
左足を後方にけり出すとき、
注意して足首は返さないようにしていたのだが、
それは、蹴ってしまうと、早く疲労してしまうからだ。
しかし、膝を伸ばすことは、一生懸命やっていた。
しかも特に左足。


そうすると、足の力を最後まで伝えることができる。
最後は、”足の親指”で、離陸するようになる。


この動作で疲労していた。


ハムストリングをうまく使って、スピードにのった走りは
悪くないのでは、と思うのだが、疲労の面からいうと、
「蹴らない」というのは、足首だけでなく、
膝も伸ばしすぎてはだめのようだ。
右足はそれほどでないのは、右足はそれほど
伸ばし切っていない。
ほんのわずかな差だが、左足はそれをやっていて、右足はやっていなかった。
そのため、左足が痛んで右足は大丈夫だったようだ。


そういえば、数年前読んだ本で、
「膝は送り込むようにして使い、のばして蹴ってはならない」
と書いてあったのを思い出した。
そして、そういう風に注意して走ってみると
走ることができた。


これが直すべきポイントだろうか。


これまでは、野球やって、中腰で走ることが多かったので、
つかうのは、太もも前面ばかり。
上手にハムストリングが使えなかった。
それを上手に使えるように、と思って練習してきた。


しかし、それが今回は裏目となったようだ。


ただ、スピードをあげるためには、有効な動作のような気もする。
体調がもどってペースが上げられるようになったら、
いろいろ試してみよう。


それと、ハムストリングを使う動きは、
ゼロドロップのアルトラで顕著なようで、
古いNY2160をもってきて
履いてみると、自然とハムストリングを
あまり使わない走りになるようで、
すんなりはしれた。
また、疲れた足だと、足裏の感触は
2160のほうがずいぶんいい。


足の土踏まず部のアーチが縦方向にも
考慮された感じがあり、これが気持ちいい。


「完走をめざすシューズ」
もそれなりに長年の工夫があるのだな、と
改めて思った。
この状態で、いろんなシューズをためてしてみておくと、
いろいろなことを気づくことができるかもしれない。


と思ったが、夜のランニングは、ウォーキングに変更。


左足の爪がやはりまだ痛く、無理をすると、
あとを引きそうな感じになったため。


焦らず楽しくやっていこう。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110605


<目に入ったニュース>

><