勝田マラソンの結果

さて、今回のマラソンの目標は、
「キロ5分40秒のペースで我慢して
  どこも故障せず、後半スパートでサブ4達成」


ということで、とにかく30kmまでは
我慢しまくった。


5k :28分21秒(+1)
10k:28分15秒(−5)
15k:28分05秒(−15)
20k:28分32秒(+12)
25k:28分24秒(+4)
30k:28分29秒(+9)

ちなみに、サブ4のペースのキロ5分40秒で
いくと、5kmは28分20秒。
つまり、上記の( )の数字がそのペースからの
プラスマイナスで30km地点で合計+6秒の差。
ものすごく正確にキロ5分40秒を刻んできた。


戦略としては、ここから、ペースを
アップして、サブ4を狙うもの。


脚の状況は、
「なんとかペースアップできそう」
といったところ。
先々週のお台場30kは、キロ5分10秒くらいで
走った結果、最後の3kでは、左足の外側と
足の裏の痛みがでてしまったが、それはまったくなし。
もちろん、ペースが遅いからだが、それだけではなく、
靴ひもを念入りに調整し、とりあえず
左足は完ぺきに痛みを回避できた。
ただ、残念ながら右足は緩くしすぎてしまい、
途中で直した。
20kの+12のラップは、この靴ひもを
結び直すために、止まってしまった影響そのものだ。
(実際は、30秒から1分くらいかかったので、
 少しペースをあげて、調整して、+12にしている)
で、そのあと、右足は今度はきつくしすぎてしまい、
これは直さなかったが、その影響で少し
足の裏に痛みがあった。
ただ、耐えられるもので、問題はなし。


さあ、30kにきた。
これから、おいあげだああああああ!


と気合を入れなおしたが、
冷静になると、ここで、飛ばしてしまえば
足が終るだろうな、とも思えたので、
とりあえず、すこしずつ上げていく。


しかし・・・・


勝田マラソンのコースは、30k過ぎからが
結構アップダウンがある。
自分はアップダウンがきらいじゃないのだが、
30k過ぎてからのアップダウンは
やはりタイムとしては遅れてしまう。
「サブ4、大丈夫だろうか・・・」
ということで、ここから、時計をにらみ
ながらの激走となった。


まず、32km地点でのタイムをあげようと頑張った。
32kmすなわち、残り10kmのところだ。
ここで、3時間5分くらいだった。
ということは、55分で10km。
5分30秒ペースだ・・・もっと上げねば。


その後、アップダウンが続く中、
35kmまでの5kのラップは、
28分29秒、つまり+9秒で少し
マイナスの状況。
ここまで細かい計算は頭のなかではできなかったが、
「ぎりぎり」
というのはわかる状況だった。
やばい・・・サブ4アウトか・・・
あとアップダウンはどれくらい
続くのだろうか・・・と弱気になったが、
気を持ち直し、
今度は、40kmで、3時間45分を目指した。


結果として、残念ながら、3時間45分は
だめだったが、47分はきれそうな感じになった。
やった、これなら、あと13分で、2.195km。
ということは、キロ6分くらいのペースで
OKだ。ペースアップよくできたな。
と、道は広くひらけ、アップダウンは
ほとんどみえない道がずっと先まで見えた。


いける!!
あぶなかったけど、目標どおりとなりそうだ。


と思った瞬間だった。
ガーミンの距離は、39.9km。


左足のハムストリングがぴくぴくっと
攣りかけた。
やばい。
即座にスピードを落とす。
するとさらにやばい状況となり、
結局いったんとまることに。


ちょっとまて。
自分は何のために、30kmまで
抑えて走ったのだ。
なぜ攣る? 今日は無理な走りは
してないし、補給も10kおきに
強引にジェル、羊羹をとって空腹感もないし・・・
と思った次の瞬間、
・・・やば・・・・
と大事なことを思い出した。


なんと、せっかく用意してきた、
「塩熱飴」だけ、とるのをわすれていたのだ。
汗で流れたミネラルの補給をわすれていたということだ。
いまさらだけど・・・
と思うも、即ウェストポーチから
その飴を取り出してなめだした。


脚の方は、
「止まったらなおさらひどく攣りそう」
な状況となっており、
痛みを我慢しながら、無理やり歩いて、
とにかく血流を促した。


・・・・これでサブ4アウトか・・・
しかも、とまっちゃったから、
もう、疲れで走れないかも・・・


と絶望感に包まれながら、
数百メートルも歩いただろうか・・・


と、足の方は、なんとそこから復活。
ここまで無理をしていなかったことは
脚へのダメージ軽減は、できていたと
いうことか。


最後のラップは5分40秒まで戻してゴールイン
できた。


しかし、結果は、4時間2分15秒。
サブ4達成できず。負け。


以上、大変悔しい。


ただ、今回は、自分としては
ある程度納得している。
というのは、足、脚のダメージが
それほどでもなく
ゴールできた実感があるからだ。


ちなみに、これまでの東京の喜多マラソン、袋井のマラソンでの
ダメージはほんとひどかった。
歩いて帰るときから、ボロボロになった感が
大きかった。
それと比べると、今回は断然ダメージはすくない。


ということで、今回の走り方、
「極々楽に感じるペースで一定に走る」が、
ラソンの走り方、なのだと思う。


もし、あの脚の攣りがなかったら、
完全に「計画通り」のレースだったのだが・・・。


以上、勝田マラソンの結果。


あと、収穫としては、
「遅く走るフォームについて」
いろいろ考えることができた。
遅く走って、足のダメージを減らすには、
効率はおちるのだろうが、若干、
いつもよりは、腰が低くして、
着地衝撃を減らしてやると、
かなり、脚が長持ちした。
この腰の高さの違いとそのときの
脚の使い方について、疲れたときに
いろいろ感じること、考えること
試すことができたのはとてもよかった。
これも収穫。


以上だが、、次回は
もう少し楽にサブ4を達成したい。
その感覚と、そのために必要なことは、
いろいろイメージできる状況となった。


ということで、悔しさはあるが、
とても楽しかった。
また、来年もでようかな。



<去年の今日>
「鎌倉へハイキングへ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130126

<目に入ったニュース>

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