飛び入りフリーコンサートへ

リフレッシュ休暇なかび。
せっかくの休暇なのだから、と思い、国分寺クラスタ
フリーコンサートへ行ってきた。
普段は仕事があるので日曜日しかいけないが、
こういう休暇中なので、いかない手は無い。
家内にもOKもらったし。


さて、18:45くらいにお店に行ったのだが、
自分が一番のりだった。
19:00からと思っていたのだが、19:30からとのこと。
たしかに・・・・19:00では、4人しかいなかった。


お店に入ると、ユーチューブで「AKB総選挙の結果発表生中継放送中」
となっていた。
「わさみん33位やったね。」(マスター)とのこと。
よくわかりませんが、おめでとうございます。
矢継ぎ早に、メンバーの名前と順位をマスターから
きいたのですが、さっぱりわかりません。
だいたい知人ですら名前を覚えるのが苦手な自分なので、
無理筋です。


まあ、そのユーチューブも、19:00を過ぎるころから、
回線が混みすぎるようで、うまく受信できなくなり、
無事???コンサート開始。
日曜のフリーコンサートではないが、簡単に感想を。



まず自分。 ハナミズキ禁じられた遊び、案山子(さだまさし)、4月の風、リカンベント

の自転車に乗って
今日は、「練習してきての発表」
でなはく、いつも弾いている曲から適当に。
そうするのが、飛び入りフリーコンサートの流儀かな、
と思ったもの。
でも、弾いてみて思ったのは、やはり人前で
弾くのは、飛び入りであろうと、
「聴いてくれる方に、思いを届けたい」
という気持ちがあったほうが、気持ちいいようだ。
もっと、いつものように気合を入れた練習をして、
臨んだほうが、気持ちいい。
今度は、そうしよう。


バッハsaitouさん 東大和市(N) ロンド風ガボット、フーガ、フーガ(以上バッハ)
正攻法のバッハ。
バッハの曲の響きがすきで、それを再現したくて、弾きこんでいる、
とのこと。
どこらへんが、すきなのだろか、と思いながら、
気持ちの入り具合を確かめるように聴くのは、なかなか楽しい。
「一人で練習していると、だれてしまうので、人前でひくことをきめて
 練習にしている」
とおっしゃっていたが、自分もそういう気持ちになるときが
多々ある。
いい演奏でした。


yatuさん 国分寺市(N) 鐘の音、鉄道員、スタンドバイミー、太陽がいっぱい
かなり緊張されていた。
練習されているゆえの緊張と思う。
メロディーがもっと強く弾かれるといいなと思った。



クラシックyorifujiさん 川口市(N) エチュード(ソル)、ラグリマ(タレガ)、エルデリリ

オ(カーノ)、マジョルカアルベニス
しっかりした演奏。
特に、ラグリマでの、右手の弾く位置を変えて音色の
変化をもたせた演奏がよかった。
音色の変化、音量の変化が考えられていて、
工夫した練習しているのだろうな、と感じてしまった。



takahashiさん 東村山市(N) 前奏曲第1番(ビラロボス)、セグラメンテ(佐藤正美)、ア

ラビア風奇想曲、イパネマの娘、G線上のアリア
まずもって、退院おめでとうございます、なのだが、
演奏のほうは、入院前とは別人に思えた。
失礼かもしれないと思いつつ書いてしまうが、
「気持ちのつっかえが取れた」
というような爽快な演奏。
また、以前より、「脱力」が上手になられたように
感じた。
takahashiさんの演奏は、
自分は、
「歯切れのよさ」
みたいなところが大好きなのだが、
音の切り方がすばらしくて、それがスピード感、疾走感みたいに
感じた。
本当に復活ですね。
改めておめでとうございます。


kubotaさん 横浜市(N) 二つのギター(ロシア民謡)、アデリータ(タレガ)、コミックソン

グ吉祥寺、八王子、高円寺
takahashiさんの「上手な脱力」
とは違った意味での「脱力系」。
「どうしてそんな演奏が・・・」
と思わず聴いてしまいたくなる演奏なるも、
「意味を考えることなど無意味」
と答えられている気分にさせられる演奏。
近々初ライブとのこと。
がんばってください。


okanoさん 練馬区(N) プレリュード・フーガ・アレグロ(BWV998)よりフーガ、アレ

グロ、南のソナチネより1楽章(ポンセ)、マルビーナヘ(メルツ)
「清楚な音」という音への表現があるとしたら、
こういう音をいうのだろう、といったとっても
いい音。かつ、すばらしい演奏。
クラスタってこういうのが、聴けてしまうところがすばらしい。
新しいギターとのことだが、ギターは買ったばかりとのことだが、
これがまたすばらしい音だった。
(名前はハウザー系の製作家の方とのこと)



ラグタイムmikiさん 世田谷区(S) ダニボーイ、ラグタイムナイチンゲール、パイナップルラ

グ、エンターテイナー、フェリシティラグ
最初のダニーボーイが自分はよかった。
mikiさんのラグは、ピアノラグをギターで置き換える方向の
アレンジだが、ギターじゃ無理だろうと
思われるような細かなメロディーまで
しっかり追うことで、ギターの表現力を広げているのだなあ、
などと思ってしまった。
いい演奏でした。
また、鉄弦の音もグッドでした。


moriさん 国分寺市(N) トリステ4、バルガスのサンバ、うまかたの歌、ミロンガ
南米系のギター曲とのことだったが、
ギターのフレットを広く使い、大変表現力のある演奏。
また、最初のトリステ4では、最初に日本の古い曲の
「ふるさと」とフレーズから始まったりと
かなり、気持ちのよいアレンジも見事だった。
mikiさんが、ピアノのフレーズを追ってのアレンジとすれば、
moriさんのアレンジは、南米の歌手の歌声を追ったアレンジとでも
いったらよいだろうか。
グリッサンドトレモロ的な連打、
フレーズのため、等々、
「歌っているように、歌を伴奏するように」
という感じで、よかった。
こういう風に弾けたら、たのしいだろうなと思う。
ひょっとしたら、日本の演歌とか、
しぶいバラードとかやったら、すばらしかったりして・・・
なお、moriさんのギターを演奏後、さわらせて
頂いたのだが、これもすばらしかった。
アルミの裏板とのことだが、自分は材料のことは
あまりわからないので、それはそれとして、
音としては、ウェットで(つまり、しっとりしていて)
基音が安定したというか・・・・
「歌声のように」
弾くには、最適に思えた。
枯れた乾いた音もいいが、こういう色気のある音が
自分は好みかなあ、などと思ってしまった。


また聴いてみたい。


以上。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110606


<目に入ったニュース>

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