手紙

仕事の合間のちょっとした時間を使って
親から来た手紙への返事を
少しずつ書いている。


自分の親はそろそろ70歳。
ほんとはメールとかでやり取りできれば
いいのだが、習字の先生だったこともあり、
(また、目ももうそれほどよくないし)
手書きの方がいいだろうと思い、
パソコンで下書きしたのを、
手書きで写して手紙にしている。


ちょっと面倒だなという
気持ちがないわけではないが、
しかし
それ以上に手書きの楽しさを感じながら、
書いている。


そうした親との手紙のやり取りであるが、
前回の親からの手紙では、一言でいうと
「深い意味を持っている日本を大事に」
とのことがつらつら書かれていた。


わかる気がする。


カタカナがあまりに氾濫していることを感じるし、
子供(若者を含めて)の
ケータイ文字での表現の幼さ、単純さ
は相当なものだ。


まあ、自分でも
ケータイで文字を打つので、
わかるところだが、
あの面倒さでは、そうなるだろうな・・・と思う。
(子供、若者は相当な速さで打ち込むのは
 わかるがそれでも・・・・)


一方、
「奥行きを感じる日本語の語彙の使用」
は本当に少なく感じる。


これは自分も含めてのこと・・・。


自分のこのブログも、
もう少し自分が日本語に長けていて、
もっともっと趣のある語彙を使えていれば、
もっと読みやすく、表現豊かにできるのでは
ないかなあ、
などと考えている。


まあ、
せっかく親が手紙の相手をしてくれているのだ、
一生懸命、自分の持っている言葉で
キャッチボールを続けて、
鍛えていただこうと思う。


親に感謝。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20061015
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427