好きな作曲家

音楽を聴くことも趣味なので、好きな作曲家もいくつかあげておこう。 
バッハとかモーツアルト、ベートーベンとかも好きなのだが、そういった歴史上の巨匠はおいておいて、リアルタイムに自分が接したギターミュージックや作曲家の方であげてみよう。
まず、アコースティックギター、特にスチール弦であれば、多くの方が、きっと名前をあげるであろうマイケルヘッジス。演奏家として、天才といって誰も文句がでないくらいすごいと思うが、その作曲能力もずば抜けている。かえすがえす、早く亡くなってしまったのが残念だ。もし、マイケルヘッジスがいなかったら、スチール弦のギターミュージックは現在とは違っていたのではと思えるくらい、すばらしい才能と思う。

同じように思うのが、ジャコパストリアス。いわずと知れた天才ベーシストだが、間違いなく作曲家としても超々一流だ。この2人は、「天才とはどういう人か」というのを体現している。時々聴き返すのだが、つくづく本当の天才というものを感じずにはいられない。

パットメセニー。パットメセニーは作曲に望む姿勢が好き。
「聴衆の一人として、その自分が聴きたいと思う音楽を創りたい。」という考えで、どんどん自身の音楽を新しい世界へ進めて行っている。

日本人で古賀政男。(もちろんリアルタイムに体験してはいないが・・・)
もちろんミスター演歌として有名だが、実は西洋クラシック、民族音楽、日本の伝統音楽、果ては仏教の声明まで研究していたとのこと。ギター譜を買ってきて弾いてみて、その楽曲の完成度の高さを実感している。

次に聴きこむとすごいだろうなと思っているが、入口あたりでうろうろしていて、まとめて聴くことはしていないという状況なのが、武満徹ピアソラ。はまりまくってしまいそうだ、と思いつつ、いまのところ有名曲を聴いた程度。しかし、それらがどれも「ひっかかって」くる。そのうち、はまって散財モードにならないだろうか、と心配している。

それから、ジャズ、インプロバイザーとして、キースジャレットとジョーザビヌル。
ジャズというのは、基本的に作曲というものがハイライトされていないと音楽と思うのだが、(演奏が主の音楽だから。しかもアドリブが主だ)そんなことを全くどうでもよくて、自分はこのお二人の曲は好きなのだ。

以上の音楽家の音楽は、自分としては聴くことでいろいろなものを与えてもらっている気になってしまう音楽だ。