5-6  プロをめざす方達

クラスタでは、ほとんど毎夜いろんなライブがなされている。楽器の割合でいくと、ギター関係が7割、ピアノが2割、その他1割といった具合だろうか。その他の1割はギターかピアノを含むというケースが多い。
演奏者の方は、プロの方、セミプロの方が7割から8割、あとがアマチュアといった感じ。但しフリーコンサートの日は全員アマチュアだ。
ライブが無い日は、来たお客さんの自由演奏日となる。しかしお客さんがカラオケならぬ生演奏をしてしまうのは、なかなかすごいシチュエーションだ。しかも、これがなかなか聴き応えがある。
さて、自分は横浜在住でクラスタは家から遠いので(車で1.5〜2時間)なかなか聴きに(弾きにも)いけない。もっと近くにあればなあと正直思う。(家内はやれやれと思っていることだろう・・・)そのため、月一フリーコンサートに通うので精一杯という感じだ。
フリーコンサートはこれまで綴ってきたとおり、アマチュアの自由参加での発表会みたいなものだ。だから、当然ながらプロの方はいない。でも、ときどき「若くてプロを目指している方」が演奏しにくる。こういった人は、すでに他の場所で演奏をバリバリやっている方や、ギターの先生であったり様々であるが、当然のことながらうまい。
その演奏を聴きながら、プロとプロを目指している方の演奏について時々考える。まずもって技術的に上手い。こういったプロを目指している方で、若い方がコピーしているのは、押尾コータロー氏、岸部眞明氏、もうちょっと古いとマイケルヘッジスといったところが多い。どれも相当の難易度と思うが「ほぼ完璧」な演奏を聴くことができる。ただこれらはいわば「つかみ」として演奏されるもので、大体において、引き続いて自身のオリジナル曲がメインといて演奏される。ほんとすごいと思う。