1000-07-03から1日間の記事一覧

風景や本と出会うように

人との出会いというのは、大事にすべきものだ。 同じように、ある場所、つまり風景との出会いも大切にしたい。また、ものとの出会い、特に本とかが強く感じるが、これも大事にしたい。そして、ギターともだ。 ギターは「出会うもの」だ。一本一本それぞれが…

何が気に入らないのか

「手に入れるなら、いい音いい弾き心地のものがいい」 ということを書いてきたが、当たり前だ。 でも、こと試奏において自分が楽しむのは、実はそれだけではないのだ。音がよくないギター・・・というか・・・「いい音なのだが、微妙に好みと違っている音」…

抱えた瞬間離したくない

「抱き心地ってあるんだ!」とかいうと、実に不純な物言いの感じがするが、(特に自分のような中年が言うと・・・)ギターでは、本当にそういうものはある。 自分は、20代から30代半ばまでは、「軽いギター」が憧れだった。もっていたのがモーリスの「丈夫な…

インスパイアされる音

まず当たり前だが、試奏は「音の違いを感じること」が目的だ。何が楽しいのかといって音が楽しいのだ。 60年代、70年代のレコードにて、「アコースティックギターの名盤」というものを聴くと、マーチンのあの「チャリーンという音」というか、「鈴なりの音」…

7-3  試奏の楽しみ

20代、30代のころは、1ヶ月4回の週末のうち2回くらいは楽器屋にいって試奏をしていたと思う。そのころは本気で「本当に気に入ったのがあれば購入しよう」という気持ちもあった。だからこそ本当に真剣に試奏していた気がする。 しかし現在は、これまでつづっ…