家内から、夜のギターで
「今日はギターの音が大きいから気を付けてね」
と一言、言われた。
これはこれで注意はしようと思うが、
自分として、別の思いが頭を巡った。
弾いていたのはアヌアヌエのギター。
このギターは、通常サイズのギターに比べて
ショートサイズの分、音の大きさに限界あり、
と思っていたもの。
そのギターで、
「音が大きい」と言われたことに、おっ、と
思ったもの。
実は、このところこのギターの
音の調子がいいように思えていた。
「良く鳴るようになった」
ような感覚があったもの。
ただ、自分のギターというのは、えてして
ひいき目の評価をしてしまうものであり、
かつ、このギターは、7月に7千円かけて
弦高を調整してもらった、という事実がある。
ひいき目の評価をしがちになるだろう、
と自分自身で思っていたもの。
しかし、まったくギターに興味のない家内が
「ギターの音が大きい」との
ひと言があったということは、
事実として、鳴りがよくなったのかもしれない。
ある期間、このギターを集中しての弾くのも
よいかもしれない、などと思った。
但し、今一度慎重に自分で音の評価をしてみようと思う。
「ギターの音が大きい」
という一言は、もちろんその字面どおりの
意味合いはあるが、加えて、
「勢いのある曲を勢いに任せて弾いている感じ」とか、
「雑にただ大きな音で演奏しているように聞こえる」
とかでも、でてくる一言と思うもの。
まずは、今一度、冷静に自分のギターの音を
自分の耳で評価していこうと思う。
＜過去の今日＞
