ハムストリングスの筋肉拘縮

左ひざ裏内側の痛みがなかなか治らないので、
1時間にわたって集中的にインターネットで
調べた。
いろいろ理解できないことが
あったからだ。


・平日仕事で机でじっとしているだけだが、
  その状況から動くとき、痛みがでる。
   休んでいる感じなのに、なぜ痛いのか。
・逆に、休日とかよく歩いていると、調子がいい。
  (治ったかな、と感じる)
・走っているときは、ごくゆっくりだと調子がいい。
・一度ひっかかりを感じると痛みが続く
開脚前屈が痛い。
・少しずつ柔らかくはなっているが、
  痛みはなかなか減らない。
等々。


こりゃー坐骨神経痛かな・・・
とも思ったのだが、ひざの内側の痛みは
「筋肉が関節を引っ張っている痛み」
に思えて、神経痛には思えない。
ただ、
・筋肉だったら、もういい加減治る方向に
  いくのではないか
と思える。


で、調べまくった挙句、これだ、
と思ったのが、筋肉拘縮。
拘縮というと難しそうだが、
簡単にいうとロックだ。筋肉ロック。


筋肉が傷ついても構わず運動していることで発生
するらしい。
無理な使用でこわばって動かなくなる、
という状況に、適正なメンテをしないで無理を重ねると、
こわばった状態が慢性化し、血流が悪くなり、
「慢性的な酸欠で筋肉が伸びなくなる状況」
になるとのこと。
それが拘縮(ロック)。
その結果、そこが、
「常に縮んで凝り固まっている状況」
となり廻りに痛みが発生する、とのことであった。


その仕組みを理解した結果、上記の症状は
なるほど、と納得できた。
ハムストリングスの拘縮だ。


・平日仕事で机でじっとしているだけだが、
  その状況から動くとき、痛みがでる。
(答え)
 酸欠状況が継続している。
 座る姿勢というのは、ハムストリングス
 椅子に押し付けているわけだから、なるほど、だ。


・休日歩いていると、調子がいい。
  (治ったかな、と感じる)
・走っているときは、ごくゆっくりだと調子がいい。
(答え)
 血のめぐりがよくなって、酸欠がよくなる方向に
 なっている。


・一度ひっかかりを感じると痛みが続く
(答え)
 筋肉拘縮(ロック)は、痛みを感じたり、
 無理をさせたりしたときの「条件反射」
 で、一旦おこると、自動的に進行してしまう。
 また、よくなりかけても、そういう状況を
 作れば、再開されてしまう。


開脚前屈でひざ内側裏が痛い。
(答え)
 ハムストリングスがずっとひっぱっている
 状態のため。


・少しずつ柔らかくはなっているが、
  痛みはなかなか減らない。
(答え)
 痛みを覚えるところまでやってしまっていたので、、
 「ロック再発」を促してしまっていたのだと思う。


ちなみに、最初に発生させたのは、
おそらく、勝田マラソンで、
最後の2kmでスパートをかけようとして
攣ってしまった「あのとき」だろうと。
さらに、4月に50kmマラニック参加したときに
悪化させてしまったことと思う。
その後は、
「治りかけてはレース」
の悪循環ということだ。


ただ、レース中、あったまってきたところで
一旦治ったように感じる瞬間があるが、
これは、一時的に酸欠状況が解除された
ということと思う。
しかし、その後、つかれるところまでいってしまうと、
また「酸欠状況復活」で、拘縮してしまい、
痛みの発生、となるものと思う。


結論。


歩きか、ごくゆっくりのジョグで、
コワバリに血流を戻してやればいい、
その間、「痛みを感じて、ロック再発」
にならないようにする。
ストレッチも同様。
痛みを感じて拘縮再発となれば、
またやり直しだ。


さっそく今日から実践だ



<去年の今日>
「音楽はライブにもどる」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130624

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