前傾姿勢について

ランニングするとき、前傾姿勢というのは
どれくらいとったらいいのだろう。


高橋尚子さんとかは、
前傾姿勢をとって、脚を前に出すことを、
重力を利用していくことで
省エネで走れるとか言っていた。
同じように、身体を一直線の棒のようにして、
進行方向に倒してやることを説いた解説書は
結構多い。


一方、「前傾させずにまっすぐに」
と説いているのも少なくない。
NHKスペシャルで昔みたパトリックマカウは、
前傾ではなく、まっすぐを意識していると
言っていたし、ベアフットで有名な
ベアフットケン・ボム・サクストンも
著書の中で、まっすぐと書いていた。


どのような意識にすると、
一番効率は上がるのだろうか。


もうひとつこれと関係して
気にしているのが、下りでの身体の傾き。
「坂道に対して垂直に」
とアドバイスされているのをよく読むが、
実際にはそういう位置に
身体を持って行くと、
重力からの加速度ベクトルを
止めることが難しくなるので、
「どんどん加速する」
となるはず。
それでは危険だから、なんらか
それを防がないと、と考えると、
重力に対しての身体の姿勢を
どうするか、ということを
考えることになる。


以上、このごろ走りながら
考えていること。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20121128

<目に入ったニュース>

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