フィンガーピック

昨日記載のとおり、
ミケランジェロ展は、結局12:30まで、
2時間かけて、じっくり見た。


その後は、せっかく無料のレンタサイクルがあるので、
どこかへサイクリングすることとした。


せっかくだから、「名所へ」という気持ちも
浮かびはしたが、
ミケランジェロ展いったあとということで、
「名所」と、「ミケランジェロ展」
がお互い薄めあうような感じになりそうで、
あまり行く気にならず。
結局、適当にウィンドウショッピングすることとした。


といっても、自分は洋服とか
まったく関心ないので、また、マンネリだが、
どっか楽器屋にいってみるか、
スマホで探してみた。


前回は松木屋ミュージックファクトリーというところ
へ行ったのだが、今回は、逆方向の
のりき楽器、というところにいってみた。


いってみると普通の街の楽器屋さんだが、
練習スタジオもあって、
ギターも、「すごいの」、はないが、
趣味で弾くためのものを購入するには、
必要十分といった感じで、なかなかよかった。


ちょうど、40代か50代のおじさん2名のお客さんが、
エレアコの購入を物色していて、
丁寧な応対がグッドだった。
(結局購入したようだった。)


その脇で、自分はいろいろみていて、
YAMAHAのアンプでも試させてもらおうかな、
などと思っていたのだが、
ふとみると、見たことのないフィンガーピックを発見。


指サックみたいにみえるもので、
指に対して、弦にあたる部分と指ベルト、
みたいな構成ではなくて、
スポッとかぶせる円筒形で、指を覆う部分
つまり、指ベルトにあたる部分が、
ベルトではなく、かなり広い範囲に
なっており、
「指がベストを着こんだ」
ようにみえる。


「このピック初めて見ました」
と店主に言いながら指につけてみると、
店主曰く、「逆ですよ」
とのこと。


えっ・・・


一般のフィンガーピックは、ふつう、
弦にあたる部分を指の腹にするので、
ちょうど人間の爪とは、逆さまに
つけるような形になる。
しかし、素人の方は、自分の指の爪を
イメージするので、つい、爪側に
弦にあたる部分を持ってきてしまう。


自分は、フィンガーピックは
よく使っていたので、逆に
指の腹に指を覆う方を、ベストの背中側に
持ってきたのだが、そうではなくて、
「素人が付けるように爪側に爪のような部分を持ってくるようにつける」
のが正解とのこと。


ということは、自分の爪の位置に、
同じように、仮づめとして
ピックが位置することとなる。
これで、引っかからずに弾けるのだろうか?


ちょっとギター弾いてみていいですか、
とお聞きしたところ、「どうぞ」
とのことで、安めのギターをお貸し頂いた。


で、弾いてみたのだが、そこそこ弾けた。


自分の爪と違って、爪と指の肉の部分の
間の隙間が、それなりに空いてしまうので、
ちょっとラフにはなってしまう。


しかし、一方で自分の指の爪を
まったく傷めずに、かつ、結構自分の
指の爪で弾くような感覚が得られる。
爪のあたる確度とかが、似ているのであろう。


音も、自前の爪の当たり方に
似たような感じにはなる。


面白い。


思わず、30分くらい弾きこんでしまった。


これならば、欲しいな。
と、値段を聞くと、1つ630円。


高い・・・。


ちょっと躊躇したが、
ピックケースを覗いてみると、
自分が弾いていたこの3つが、
最後の3つとのこと。


神様が買えっていっているのだ、
と自分に言い訳を作って、購入した。


ちなみに、
メーカーはフレッドケリー
スピードピックという親指用の
ピックで、自分もしっているメーカーだった。


ホテルへ帰った後、早速ギターを弾いてみたが、
出張先には、ナイロン弦しか
持ってきていない。
ナイロン弦では、フィンガーピックは
それほど必要としないので、
是非とも鉄弦が弾きたくなってしまった。


あと、もう少し我慢だな。


以上、なかなか面白い買い物ができて
美術館とあわせ大満足の1日となった。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120630

<目に入ったニュース>

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