■20210507(金)フィンガーピックを使う。

ナイロン弦のギターを使っているのに、

フィンガーピックを使うのか?

と自分でも思ってしまうが、中指の爪を

割ってしまったため仕方なし。

 

鉄弦をメインにしていたときは、

時々こういうときがあり、その都度、

フィンガーピックを使っていた。

 

自分が愛用しているのは、プロテックの

ニッケルシルバー製フィンガーピック。

(PROPIKと書いてあるから社名だろうと思うのだが、

 違うかもしれない。)

指の腹にあたる部分がくり抜かれているタイプ。

他にも、アラスカピック、Fred Kelly

持っているのだが、こちらは、フィンガーストローク

するとなると有利だ。しかし、通常のフィンガーピッキングでは、

プロテックの方が安定感を感じてそちらが

いつもの選択、となっているもの。

 

で、ふと気づいたが、これまで

爪が破損したときはサイレントギターをメインとして

いたときだったので、生のナイロン弦のギター

で弾くのは初めてだ。

 

どれどれ、と先週買ったショートスケールギターと

その前から使っている生クラシックギターの2本で弾いてみた。

結果としていろいろ気づきがあって、これはこれでよい、

ということ。

 

生のクラシックギターの通常サイズは、

かなり強い力で弾くことができる。

これで表現の幅が広がるなら、あり、と思う。

 

610㎜のショートスケールの方は、強く弾くと

音がこれ以上は無理、というところに至ってしまう感じ。

ただ、生指で弾くのであれば、このフィンガーピックを

付けたときと同じだけの強さで弾くのは難しいので、

フィンガーピックを使ってみて気づいた差となる。

 

ということで、フィンガーピックをつけて、

「1音の強さを高める」

ということができるのだ、ということを改めて認識。

爪があまり強くないのに、強く弾くことが好きな自分は、

フィンガーピックを使う、という選択肢は「あり」だ。

 

しばらくこのスタイルを楽しんでみようと思う。

(爪が割れているので選択肢はない。)