こういう難しい問題は、しょせん、「正解」はない。
だから、
「答えに近づくために、考えなくてはならないことはなにか?」
ということを考えてみる。
TPPというのは、「環太平洋」という地域が示されているが、
要するに、「貿易自由化をしましょう」
ということだ。
まず、なんのために作られたのか、
ということを考えると、これはとにかく、
「貿易にいろいろ関税がのるから(のっているから)」
だということは間違いない。
では、なぜ関税がのっているのか。
必要だったから。
で、おそらく、どの国も、
「一回作った関税は取っ払うのは、難しい」
のだろう。
だから、誰かのせいにして(つまり他国のせいにして)
それらを変えることができるようにするしくみなのだろう。
そうでもしないと、変えられないから、変えるしくみとしては、有効。
参加している国がいるということは、そういうことなのだろうな。
で、こういうことってたくさんの国で集まってやらねばならないのか?
というと、「悪者(関税を変えてしまう人)を見つけにくくする」
という意味で、必要なのだろう。
しかし、でも、まあ、じゃあ、普通に
こんなグループに属さなくても、2国間で、
きちんと、関税を話し合っていけばいいんじゃないの?
という風にも思う。
そうすると、
「お前、あっちの国では、そういう関税なのに、
なんで、俺のところは、こういう関税なの?」
という文句も言われにくいだろうし。
しかし、
「おれ、これを下げるから、こっちはあげたままね」
なんて取引もいろいろあるだろう。
なんか、今しばらく自分で考えた結果としては、
「TPP入らなくても、関税交渉ってできるんじゃないですか?」
「入らなくてはできないことってなんですか?」
ということを、真剣に考えてみることが、必要なのかな、
ということ。
もう少し、テレビやインターネットの中の情報を
みてみようかな。
<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20101113
<目に入ったニュース>
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