ランニングについてこのごろの気づき

今日は、ランニングの技術の話。


1週間くらい前、
「マンガでみるスポーツ科学 速く走るコツ 」小田 伸午監修
という本(漫画)を買って読んだ。
立ち読みで大変面白かったから、即買い。


短距離の本なのだが、技術的に
興味深いことがたくさんのっていて、
普段のランニング、これは、長距離なのだが、
これで活かせないかな、と考えたのだ。

「膝の抜き」
という技が最初にのっている。
自分は、テニスのボールを待つ瞬間や、
野球でのスタートとかで、十分練習しているので、
すぐわかったのだが、これを一歩目だけでなく、
ランニングのスタートで、何歩もずっと技として
使うとある。


さっそく普段のランニングでやってみる。


足をついたとき、がつんと地面を受け止めるのではなく、
かくっといったん抜いてみる。
しかし、抜きすぎると当然はしれない。
やってみると、膝を下側に向け、下げる感覚となった。
で、
すいすい進むのでびっくり。
(そのうち書こうと思うが、踵の使い方も、一緒に練習している)


そこでここ数日これを練習しているのだが、
走り始めの時、おしりの奥底、それとハムストリングが
得も言われぬ痛みがでてきた。


長時間座りすぎだろうか・・・
とか思っていたのだが、そんなことはないし・・・
理由が全然わからなかったのが、
今日、スロージョグしていて、ふと思いが浮かんだ。


ひょっとして、膝を抜くと、
ハムストリングとか、脚の裏側が使われるのか?


今日は、ジョグでゆっくり走り始めたが、
痛いのは、最初であったまると普通に走れる。
で、
10km走ったのだが、8km過ぎたところで、
いつものひざ痛がきた。
ああ・・・いつもこれだもんな、
と思いつつ、
痛みのなくなったハムストリングを十分使ってみようか、
とやってみたところ、
あれ・・・・・
ピタッとひざ痛がなくなった。


なるほど、自分の走りは、足を前側に
上げて走る走りになっていて、だから
膝とか腿の前側とかが、疲れて痛みがくるのか・・・
と納得した。


こんな歳になってからも、
ランニング技術ってあげることができるみたいだ。


ほかにも、
走るのは、一直線上を走るのではなく、
線をまたぐように走ったほうが、速くはしれるとか、
興味深い技術がたくさんのってた。


長距離と短距離は違うだろうが、
体の使い方として、理解しておくと、
凄い武器になりそう。


楽しんで試していこう。


それと、こういうのをいろいろ試すには、
やっぱ、ジョグ。
ジョグって基本だなと見直したりもした。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100325
<目に入ったニュース>

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