たばこ

10月1日から大幅値上げ。
自分はタバコを吸わないから、いってみれば
他人事、だが、吸う方は大変だろうと思う。


自分は吸ったことがないので、
(正確には、たしか3歳のとき、
  親の真似をして、くわえて 
   親父おふくろがあわてて、とりあげた
     ことを覚えている)
その「おいしさ」も、
「禁煙のつらさ」も
わからないが、
お金感覚として、
「毎日煙に400円!」
「これは健康によくないのだ」
などと複雑な気持ちをもちつつ・・・というのは
なんとも面倒そうなので、おそらく
一生たばこすうことはないだろう。


でも、自分は、たばこを吸う人を
特に毛嫌いすることはなくて、
隣でタバコを吸われても
自分が食事をしているのでなければ、
あまり気にしない。


どうしてもだめなのは、新幹線の喫煙車両くらい。
あれは、もう、人の住めるレベルではないだろう。
なにしろ、のどが・・・とかではなくて、
もう「目が痛い」というレベル。
10秒いれば、体中たばこくさくなる
というあの環境はさすがにいただけない。


しかし、それ以外は環境としては、
特に気にしない。


ただ、
「どうしても好きになれない吸い方」
というのがあったりする。


それは、ちょびっとすって、
すぐ捨ててしまう、という吸い方。


そういう吸い方をする人に、
なぜ、と聞いたことがあるが、
「最初の一吸いがもっともうまい」
のだそうだ。


それでも、あまりにもったいなくないか?
農家の方から工場の方まで、
一生懸命つくってくれたものであろうに・・・
なんて考えてしまい、そういう吸い方は嫌いだ。


逆に好きな吸い方は?
というと、(吸わない自分がいうのもなんだが)
たとえば、1日一本だけ、
しかしながら、めちゃくちゃ高いやつを吸う、
といった吸い方。


たとえば、寝る前に
本物葉巻きとかをくゆらせる、
とか。


ワインの好きな方も、
特別な日に特別の一本を
あけて飲む。
それと同じような愉しみ方。


「惰性でのむ」
というのの対極にある愉しみ方だ。


そのほうが、
本当に「愉しむ」ということに
近そうな気がする。


以上、吸わない自分がこういうこと
書くのは、愛煙家の方に失礼だったかもしれない。


そうであれば、すいません。


おいしいタバコを愉しんでください。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/200909029
<目に入ったニュース>

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