お見舞いでの心残り

今日は茨城の実家へ
入院しているおふくろのお見舞いに
家族で行ってきた。
渋滞がひどくて、行って帰ってくるだけで、
1日かかってしまったが、
行ってよかったと思う。


おふくろは、
病気で入院中なので、さすがに顔色は
よくないが、先月自分ひとりで来たときより、
ずいぶん眼光が強くなったのを感じて、
ちょっとほっとした。


お見舞いから、帰ってきて、
反省したのは、
今回は家族がいっしょにいったので、
おふくろの
「短歌とか、なんかの本はそこの本棚に
 あるけど読む?」
との問いかけに、
「いや、今日はいいよ」
と答えてしまったこと。


子供や家内が来ていて、
そちらが話していたので、
自分だけ読み物になってしまうのが
申し訳ないと思ったのだが、
あとで考えてみると、
おふくろは
読んでほしかったに違いない。


自分の演奏もそうだが、
自分の「表現したもの」について、
何かを語ってもらうのは、
とてもうれしいものだ。
それを期待されたのかも・・
と思うと、なんとも心残りだ。


帰路の途中で、
思い至ったが、後の祭り。


でも、
いい時間が持てたと思う。
もし、おふくろが正月に実家に
戻ることを許可されたら、ぜひとも、
挨拶とちょっとの時間だけでいいから、
また、実家に帰りたい。


そして、そのときはおふくろの特技である、
短歌や習字の作品をしっかり
みて、自分の感想を伝えることにしよう。


PS
明日はクラスタフリーコンサート。
今月は、いろいろあって、
いつもの月より、
ちょっと練習は少ない。
でも、「気持ちの鍛錬」
は逆にいつもの月よりたくさん
した気がする。


いい演奏がしたい。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20051216