上機嫌でいこう。

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気分をコントロールする技は、あります。
不機嫌で不調で、気力が湧かないとき。
物事がうまく進まないときこそ、
自分を上機嫌にする「技」を使うべきときです。
上機嫌は、自分も相手も、内側から活性化します。
日本には長らく「不機嫌が知的」と思われた時代があり、
上機嫌な身体とこころの技が軽視されてきました。
しかし、この移り変わる時代にあって、
「キミの不機嫌を買うよ!」と言ってくれる人が
いるでしょうか。
今こそ、能力を全開に気持ちよく毎日を送るために、
上機嫌を身につける必要があるのです。
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「上機嫌の作法」(角川oneテーマ21  齋藤孝著)
の紹介文だ。


職場で、悩みの相談を受けていて、
この本のことを思い出した。


その悩んでいる人は、悩みの原因を自分の
実力不足といっているが、けしてそういう風には
みえない。
だが、
明らかに
「これだけ、暗い顔してたら、うまくいかんだろう」
と思ってしまう。
そして、その暗いということに、本人は自覚がないのだ。


もし接客業であれば、即刻配置転換だ。
しかし、
彼の働く職場は、特に暗い顔していても一向に
かまわない場所なので、なんとかやっていけている。
でも・・・・
でもである。
「暗い」というのは、なにかとマイナスだ。
上の、紹介文でもあるが、
「キミの不機嫌を買うよ!」と言ってくれる人など
いない。
周りに対して、雰囲気を暗くするのは
チームにとってはマイナスだ。


これまで、
自分は技術職にあっては、
性格の明るい暗いなど、(接客業でないのだから、)
それほど気にしなくてよいのではと思っていたが、
考えを改めた。
どんな立ち位置にあっても、
「上機嫌であること」は大人のマナーだ。


商いをやっているかたであれば、
不機嫌は犯罪だ。
くらい強烈かもしれない。


そんなことを今日は強く感じた。
気分というのは、自分でどうにも
ならないときもある。
でも、人前においては
「心で泣いても、顔は笑顔」
でいきたい。



PS
さくら饅頭のさしいれがあった。
桜はもちろん目の保養になるが、
あわせて、香りもすごくいいなと
思った。