フリー演奏の欲求

忙しい時には書きたいことが
いろいろでる。「忙しい」ということは、
頭の中のいろんなヒキダシを一生懸命
ひっくり返しているということだろうから、心に
いろんなひっかかりを感じて、
それがいろいろ書きたいことになるのだろう。


昨日は、その前3日間が出張であったこともあり、
「完全オフ」と自分できめて、
家内のアッシーくらいしかせず、
まったり過ごした。
そういった「積極的に何もしなかった日」
なので、
「なにかこうかなあ・・・・」
ということになり、更に
「おっ、めずらしく書くことがない」
なんて感じてる。
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そして、ブログのページを開けたまま
横になって眠るでもなく、なんかするでもなく・・・・


そうしているうちに、先日読んだ本で、
「眠っている間に脳ミソは、起きている間に処理した頭の
 中の整理をしたり、無意識の部分のメンテを
 している」
ということを思い出したりした。


また、芸術的な天才は、脳を意図的に
脳障害を起こすことが出来る人と書いているのも
思い出した。
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レオナルドは、自閉症の目で馬を見ることが出来た。
(人の意識のようなものから離れた、
 大変精巧なマシンのような目で物体を見ることが
 できたということ)
東京女子医大の岩田誠氏は、
ピカソキュービズム時代の絵は、脳の障害で空間認識の
能力が失われた患者さんの絵に似ることを指摘する。
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自分は時々、
『完全フリーの演奏をしたい』
との欲求に駆られるときがある。
これは、自分の脳ミソが違ったつかい
方して、体操させてくれ
といっているのかもしれない。


もちろん自分の場合は
ギターでやるのだが、
(声でやると、完全に病気と思われそう・・・)
手癖で弾いたのでは、単なる指の体操になってしまう。


一番いいのは、自分と同じような
「理由はわからないがフリーをしたい」
という欲求がある人とあわせるのが
面白いのだが・・・・・
まあ、こんな物好きな人、めったにいない。
多くは、「ジャズの語法」、「ブルースの語法」
でのものにならざるをえないし・・・・。


一人でやるときは、パットメセニーが
インタビューで指癖からの
脱却方法として紹介していた、
「左手を人差し指1本しか使わずに演奏する。」
でやる。
もしくは、ボトルネック。フレットによる音程から
も自由になっちゃうので、こっちの方が更にフリーだ。


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小型の録音機材がほしくなった。
定期的にやって定期的に自己観賞みたら
どうだろう・・・・
(全く面白くなかったりして)