テクニック主義

この流れと同じと思うが、技術のみ、アスリートみたいな音楽がある。それらは、ものすごいテクニカルな鍛錬の上になりたっていることがわかる。でも、自分には「冷たい」と感じてしまう音楽が少なくない。(もちろん、すごくかっこいいと思うものもあるが)
複雑なコードチェンジと、それにずばりあった音を選んだアドリブ演奏を決めまくる音楽や、最初から最後までものすごいスピードの音楽というのもあってもいい。でも、そこに音楽的な感性、感動といったものがなければ、それは音楽というよりはむしろスポーツや、反射神経のテストみたいになってしまうのではなかろうか・・・。(それはそれで、純粋に芸として面白くもあるが・・・)